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メインウィンドウ(Step 2【対象ファイルを選ぶ】)

　「Step 2【対象ファイルを選ぶ】」では、処理の対象とするファイルを一覧より選択します。

1. ファイル一覧について

   　ファイル一覧では、各種処理の対象にするファイルの選択を行います。項目ヘッダをクリックすると、その項目での並べ替えを行うことが出来ます。

   　また、文字セットの即時変換、バックアップ操作、その他各種ツールの起動も、このファイル一覧より行います。

   　右クリックにより、コンテキストメニューを表示します。

   項目	説明
   	チェックをオンにすると、ファイル名を各種処理の対象に含めます。 　複数ファイルをハイライトした状態でクリックすると、ハイライトされたすべてのファイルのチェック状態を変更できます。
   ファイル名	ファイル名を表示します。
   サイズ	ファイルのサイズを表示します。単位はByteです。
   拡張子	ファイルの拡張子を表示します。
   場所	ファイルの場所を表示します。
   日時	ファイルの更新日時を表示します。
   変換前文字セット	ファイルの元々の文字セットを表示します。 　自動判定付で検索した場合はその判定結果が、自動判定なしで検索した場合は、デフォルトの文字セットが一律で表示されます。
   変換前改行文字	ファイルの元々の改行文字を表示します。 　自動判定付で検索した場合はその判定結果が、自動判定なしで検索した場合は、デフォルトの改行文字が一律で表示されます。
   変換後文字セット	ファイルの文字セットを変換する場合、設定された内容が表示されます。 　検索直後は「変換前文字セット」と同じ内容が表示されています(「変換なし」扱い)。
   変換後改行文字	ファイルの改行文字を変換する場合、設定された内容が表示されます。 　検索直後は「変換前改行文字」と同じ内容が表示されています(「変換なし」扱い)。
   文字セットに関する注意点を、以下に列挙します。 　変換前文字セットに誤りがある場合、各種処理におけるあらゆる文字認識が狂う可能性があるので注意が必要です。文字セットに不安がある場合は、選択ツール等で内容を表示することで、変換前文字セットが正しいか否かを目視判定できます。 　「(binary)」が表示された場合は、文字セット判定に失敗しています。各種処理には「OEM アメリカ合衆国」が使用されます。 　変換前文字セットと変換後文字セットが同一の場合、文字セット変換は行われません。 　変換前文字セットと変換後文字セットが異なる場合、「変換前文字セット → Unicode(UTF-16LE) → 変換後文字セット」のルートで文字セット変換が行われます。ケースとしては僅少ですが、「Unicode(UTF-16LE)」のマップから外れる文字に関しては非対応(サロゲートペアは対応)ですのでご容赦ください。 　文字セットに関する注意も併せてご覧ください。

2. コンテキストメニューについて

   

   　ファイル一覧を右クリックすることで、コンテキストメニューが表示されます。一つのファイルに対しての様々な機能を呼び出すことが出来ます。

   項目	説明
   エディタで開く	ファイル一覧でハイライトされた一つのファイルを、メモ帳(または指定されたエディタ)によって参照します。
   既定のアプリケーションで開く	ファイル一覧でハイライトされた一つのファイルを、そのファイルに関連付けられているアプリケーションによって参照します。
   文字セットを判定	ファイル一覧でハイライトされた一つのファイルの文字セット(および改行文字)を判定します。判定結果は、ファイル一覧の変換前後の文字セットおよび改行文字に反映されます。
   ＜変換前後＞文字セットを強制	ファイル一覧でハイライトされた一つのファイルの変換前後文字セットを強制します。強制した文字セットは、ファイル一覧の変換前後の文字セットに反映されます。 　デフォルト状態で表示される文字セットは以下になります。
   ＜変換前＞文字セットを強制	ファイル一覧でハイライトされた一つのファイルの変換前文字セットを強制します。強制した文字セットは、ファイル一覧の変換前の文字セットに反映されます。 　デフォルト状態で表示される文字セットは「＜変換前後＞文字セットを強制」と同一です。
   ＜変換後＞文字セットを強制	ファイル一覧でハイライトされた一つのファイルの変換後文字セットを強制します。強制した文字セットは、ファイル一覧の変換後の文字セットに反映されます。 　デフォルト状態で表示される文字セットは「＜変換前後＞文字セットを強制」と同一です。
   ＜変換後＞改行文字を強制	ファイル一覧でハイライトされた一つのファイルの変換後改行文字を強制します。強制した改行文字は、ファイル一覧の変換後の改行文字に反映されます。 　表示される改行文字は以下になります。 　「強制指定を解除」をクリックすると、変換後の改行文字を変換前の改行文字に戻します。
   文字セット変換を今すぐ実行	ファイル一覧でハイライトされた一つのファイルの文字セットを即時変換します。 　「通常の変換」をクリックすると、文字セット変換を試みますが、文字セットによってマッピングできない文字があった場合、処理を中止します。 　「強制的に変換」をクリックすると、マッピングできない文字をすべて ? に置き換え、強制的に文字セット変換を行います。
   選択 → 検索文字列	ファイル一覧でハイライトされた一つのファイルを読み込み、選択ツールを表示します。 　選択ツールの結果は、「検索文字列(O):」に反映されます。
   選択 → 置換文字列	ファイル一覧でハイライトされた一つのファイルを読み込み、選択ツールを表示します。 　選択ツールの結果は、「置換文字列(P):」に反映されます。
   置換シミュレーション(シンプル)	ファイル一覧でハイライトされた一つのファイルを読み込み、置換シミュレーション(シンプル)を表示します。
   置換シミュレーション(詳細)	ファイル一覧でハイライトされた一つのファイルを読み込み、置換シミュレーション(詳細)を表示します。
   バックアップから戻す	ファイル一覧でハイライトされた一つのファイルをバックアップより戻します。
   バックアップを消す	ファイル一覧でハイライトされた一つのファイルのバックアップを削除します。

3. ファイル一覧のリンクテキストについて

   　ファイル一覧の上部に、3つのリンクテキストを用意しています。

   リンクテキスト	説明
   すべて選択	ファイル一覧に挙がっている、すべてのファイルのチェックをオンにします。
   すべて解除	ファイル一覧に挙がっている、すべてのファイルのチェックをオフにします。
   他の機能	ファイル一覧の操作に関する機能のメニューを表示します。

4. 「他の機能」メニューについて

   

   　「他の機能」リンクテキストで表示されるメニューでは、主に文字セットや改行文字に関する操作を行います。

   項目	説明
   選択されたファイル	ファイル一覧でチェックされているファイルすべてに対して操作を行います。 　このサブメニューに関しては、別項で説明します。
   デフォルトの文字セット	自動判定なしでのファイル検索時に、デフォルトの文字セットを何にするかを決定します。デフォルトでのサブメニュー表示は以下になります。 　チェックが付いている文字セットがデフォルトです。クリックによってデフォルトを切り替えることが出来ます。 　初回起動時のデフォルトは、Windowsのデフォルト文字セットになります。
   デフォルトの改行文字	自動判定なしでのファイル検索時に、デフォルトの改行文字を何にするかを決定します。サブメニュー表示は以下になります。 　チェックが付いている改行文字がデフォルトです。クリックによってデフォルトを切り替えることが出来ます。 　初回起動時のデフォルトは、Windows標準の CR+LF(\r\n) になります。

5. 「選択されたファイル」サブメニューについて

   

   　「選択されたファイル」サブメニューでは、主に文字セットや改行文字に関する操作を行います。

   項目	説明
   文字セットを判定	ファイル一覧でチェックされているファイルすべての文字セット(および改行文字)を判定します。判定結果は、ファイル一覧の変換前後の文字セットおよび改行文字に反映されます。
   ＜変換前後＞文字セットを強制	ファイル一覧でチェックされているファイルすべての変換前後文字セットを強制します。強制した文字セットは、ファイル一覧の変換前後の文字セットに反映されます。 　デフォルト状態で表示される文字セットは以下になります。
   ＜変換前＞文字セットを強制	ファイル一覧でチェックされているファイルすべての変換前文字セットを強制します。強制した文字セットは、ファイル一覧の変換前の文字セットに反映されます。 　デフォルト状態で表示される文字セットは「＜変換前後＞文字セットを強制」と同一です。
   ＜変換後＞文字セットを強制	ファイル一覧でチェックされているファイルすべての変換後文字セットを強制します。強制した文字セットは、ファイル一覧の変換後の文字セットに反映されます。 　デフォルト状態で表示される文字セットは「＜変換前後＞文字セットを強制」と同一です。
   ＜変換後＞改行文字を強制	ファイル一覧でチェックされているファイルすべての変換後改行文字を強制します。強制した改行文字は、ファイル一覧の変換後の改行文字に反映されます。 　表示される改行文字は以下になります。 　「強制指定を解除」をクリックすると、変換後の改行文字を変換前の改行文字に戻します。
   文字セット変換を今すぐ実行	ファイル一覧でチェックされているファイルすべての文字セットを即時変換します。 　「通常の変換」をクリックすると、文字セット変換を試みますが、文字セットによってマッピングできない文字があった場合、処理を中断し、続行するか否かを確認します。ただし、マッピング不能のファイルに関しては文字セット変換をスキップします。 　「強制的に変換」をクリックすると、マッピングできない文字をすべて ? に置き換え、強制的に文字セット変換を行います。
   バックアップから戻す	ファイル一覧でチェックされているファイルすべてをバックアップより戻します。
   バックアップを消す	ファイル一覧でチェックされているファイルすべてのバックアップを削除します。

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2008/11/19 wrote; by SirMiles

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