突如、地球に飛来し、即座に破壊活動を開始した宇宙人。胸部から破壊光線を放ち、次々と市街地を火の海に陥れた。
強固な体表には、ウルトラマンマックスも苦戦。マクシウムカノンも両腕に遮られ、それにより破壊された両腕も瞬く間に再生するという恐るべき能力を持つ。
破壊する目的などは一切不明で、意志自体の確認すら困難な破壊の権化としての姿に人々は戦慄した。
第25話 遥かなる友人に登場。
チェックポイント!
キーフと対比させるかのように、無意思、破壊衝動の塊というキャラクターを与えられている。このキャラクターの登場は、物語の落とし処を作るという意味で重要なポジションにあるが、それがあまりにハッキリしすぎてしまったところは残念。
しかし、マックスも苦戦する戦闘能力には魅力もあり、ウルトラマンネオスに登場したザム星人的なデザイン・エッセンスも多分に含んでいて、派手派手しくも意外とカッコいい宇宙人だ。
活動音も機械音のような不思議な音で、初期ウルトラにおける宇宙人の雰囲気を踏襲していると言えるだろう。