UDFの科学調査団のリーダーにあたる人物。
過去に飛来した宇宙人は、その大半が侵略者だったという経験から、宇宙人=侵略者という視点を持つようになった地球の人々。そのため、UDFの威信にかけてネリル星人キーフが危険であるかどうかを徹底的に調査しようと尽力する。
ただし、キーフの「人権」にまでは考えが及ばず、休息なき過酷な検査をキーフに課すこととなる。その結果、キーフは衰弱の一途をたどってしまい、DASHやヨシナガ教授の反感を買うことになってしまった。(演:山崎進哉)
第25話 遥かなる友人に登場。
チェックポイント!
職務を全うせんがため、対象の立場に立つことができなくなる人物像は、従来のシリーズでは長官職によく見られた。このキャラクターはその系譜にあるのだが、研究者という立場を考えると、正面きって批判の対象にできないところに深みがある。
調査というよりは拷問的な描写がなされていたが、それはドラマの構図からして、必要悪にならざるを得ないこのキャラクターの悲運である。