モホロビッチ不連続面上に地底都市を築き、高度な文明で成り立つ社会を有する種族。
地上人による環境汚染がオゾン層の破壊を招いたことで、有害な放射線が地下まで降り注ぐこととなり、地底文明は崩壊の危機を迎えた。デロスが自らの保護をバーサークシステムを命じたところ、バーサークシステムの活動は地上の破壊に繋がるものとなった。
カイトがミズキを懸命に蘇生させた姿を目の当たりにし、地上人類の可能性を見出したデロスは、バーサークシステムの始動を悔いるが、時既に遅かった。
ウルトラマンマックスによってバーサークシステムが停止したのを見届けたデロスは、来る地上の環境回復まで眠りに就くこととなった。(演:シェリー・スウェニー)
第39話 つかみとれ!未来に登場。
チェックポイント!
事件の当事者が前編には登場せず、後編に登場するという変則的な演出がなされた異色キャラクター。
前編ではバーサークシステムを通じてメッセージを発することで、その目的意識の絶対性を印象付け、後編では女性の姿・声でその後悔と共に人間性を印象付けるという、非常に効果的な演出が光る。
最終回が侵略モノではないという点が、ウルトラシリーズにおけるマックスの立ち位置を思わせて面白い。