テレビ番組「徹底討論・怪獣は何故現れるのか?」にゲストとして招かれたSF作家。
40年ほど前には俳優として活躍しており、円谷プロ制作「ウルトラQ」の主演として参加。その撮影の際、ゲロンガに遭遇。しかしその事実は焼失したフィルムと共に忘却の彼方へと追いやられた。
40年後。ゲロンガ出現と共に、彼は自論の完成を見る。怪獣は、人間の強大な存在への憧れが現実化したものだと。日本に多く現れるのは、日本における映画やテレビへの、怪獣の露出度の高さ故だと。(演:佐原健二)
第29話 怪獣は何故現れるのかに登場。
チェックポイント!
マックスでは黒部氏が長官を勤めているため、常連長官・佐原氏の出演がなかったが、まさか、このような仕掛けが用意されていたとは!
前作ウルトラマンネクサスでも印象的なキャラクターを演じた佐原氏は、その硬質感溢れる存在感で、SF作家という肩書もごく自然。元俳優という設定は若干強引な感こそするものの、そんなことはどうでも良くなるビジュアルのインパクトに、ファンは酔わされる。