地球を狙い、グランセイザーと対峙する宇宙よりの敵。その先遣として送り込まれたのが、アケロン人だ。
アケロン人
Achelonese
アケロン星より、宇宙連合の特命を受けて地球に降り立った宇宙人。黒水晶によって数々の破壊能力を発揮、格闘術にも長けた恐るべきエージェントである。20年前に亡くなった女性化学者・佐伯カリンの姿を借り、暗躍する。
宇宙連合の脅威となるグランセイザーを破滅に追い込むべく、風のトライブを言葉巧みに自らの戦力に引き入れ、他のトライブ抹殺を図る。しかし、伝通院洸と心を通わせてしまう事態となるにつれ、その作戦は精彩を欠いていき、ついには自らアケロン大星獣となってグランセイザーに対し直接攻撃をかける。だが、援軍を待つことなく、超星神の前に敢え無く潰え去った。
皮肉なことにアケロン人は、バラバラだった各トライブを、自らまとめる役割を果たしてしまったのだ。(佐伯カリン演:千葉美加、メイン・スーツアクター:秋吉砂喜子、アケロン大星獣:永田裕、岩崎晋也)