マスターピース・第16弾は、カセットロン連続リリースの最終となる、フレンジー&バズソーのセット。
フレンジーは、既にリリースされているランブルのリカラー品、バズソーはサウンドウェーブに付属するコンドルのリカラー品であり、新鮮さという意味では非常に乏しいと言わざるを得ませんが、そもそもカセットロンの中で最も登場頻度が高いのはこのフレンジーであり、ある意味、満を持してのリリースという事でもあります。
間髪入れずにリリースされた事もあって、ランブルとフレンジー、コンドルとバズソーには、生産時期による差異という部分はこれといって見受けられず、逆に言えば長所も短所もそのままといった処。
フレンジーは、ミクロマンの「ミクロス」時代から既に格好良く目立った存在でしたので、更に格好良くなっての登場が嬉しいですね。ミクロマンでのヒーローロボット然とした扱いとは違い、アニメ本編での性格の悪さにビックリしましたが(笑)、却ってキャラが立ち、人気が出たのは面白い事象です。
なお、ギミックは先発アイテムと同じですので、トランスフォーム過程等は省略しています。
まずは、フレンジーのロボットモードから。
ランブル同様、アニメ劇中のイメージに忠実です。カラーリングも旧トイよりアニメ設定に近づいた感じ。
上半身アップ。メッキ部分は、ランブルのゴールドに対して、シルバーとなっており、本編同様の差異を出しています。
リアビュー。マシンガンは旧トイと同様、手に持たせたり、背中にマウントする事が出来ます。
右手にマシンガンを装備。旧トイとはジョイントが異なっており、手に持たせた時にも、ウイング状パーツが外側に向くようになっています。
マシンガンを両手に装備。ランブルと同様、変形ギミックのヒンジと関節可動を共用しており、高いアクション性を確保しています。
ハンマーアームユニットが付属。ちなみに劇中では、腕部が巨大化してハンマーアームとなります。
ハンマーアームユニットは、このように分離。真ん中のパーツは、両ハンマーアームを連結するホルダーです。当然、ランブルとは色違い。
ハンマーアーム装着の為に、フレンジーの腕部をこのように変形させます。
ハンマーアームを装着!
やはり、フレンジーのアイデンティティは、ハンマーアームにあると思います。実にサマになってますね。
ランブルと同様に、完全余剰となるハンマーアームユニット。背中に接続してブースターっぽいバックパックにする事が出来ます。
ランブルの項で書き忘れていましたが、マシンガンはハンマーアームの中に収納出来るようになっています。
ちゃんと蓋も閉まります。余剰パーツ感を極力減らす工夫に満ちていて、嬉しい配慮。
カセットモード。旧トイとはかなりパーツ構成が異なりますが、近いイメージに。
フレンジーにもケースが付属します。
続いて、バズソー。旧トイと同様、コンドルのリカラーとなります。あまり本編には登場しませんが、何故か知名度の高いキャラクターです。
リアビュー。やはりレーザーキャノンの処理に感心しますね。
コンドルと同様、スパイカメラを搭載。
可愛いポーズもお手のものです(笑)。
カセットモード。オレンジイエローのカラーリングで、いかにもバズソーといった感じです。
こちらももれなくケースが付属。
勢揃いのカセットロン軍団。
サウンドウェーブ内部には、3体のカセットロンを収納出来、順番にイジェクトする機能が備わっています。ただし、ギミックは荒削りで、調整しつつ遊ぶ事になるのが残念。
ハンマーアームユニットを、サウンドウェーブの両腕に装備。劇中にはないプレイバリューですが、違和感がないのはさすが。
フレンジー様とランブル様のハンマーアーム、受けてみろ!
こちらは可愛い三体。不思議な事に、ジャガーのリカラーキャラって居ないんですよね(マニアックなアイテムを除く)。
旧トイ時代、カセットロンは全く入手しておらず、ミクロマンで代替してましたが、遂にトランスフォーマーブランドで、しかもマスターピースでカセットロン勢揃いを実現しました。
ここまで来たら、何卒、何卒ラットバットを!
そして、ブロードキャストにイジェクト、リワインド、スチールジョー、アムホーンを!
スラッグフェストとオーバーキルは…、まぁ出来ればという事で(笑)。