以前、アオシマのナイト2000を作って、「作っただけ」になってしまった車のプラモですが、今回、押し入れより発掘したので、練習のつもりで作ってみました。
下地や塗装、デカール貼り付け後のクリヤーの厚塗り、研ぎ出しといった工程は、何となく出来たのですが、やはり相当な腕の悪さがたたって、実にイマイチな完成品となりました。
とりあえず、説明書通りにしか作っておらず、実写ディテールの観察と再現などといった、カーモデラーの方々の通られる工程は一切踏んでいませんが、元々がハセガワ製の完成度の高い「MAZDA COSMO SPORTS」なので、充分なミニカーとして完成します。
一応、工程を示しておきます。
まず、シャーシは完全に素組み。本当に何もしていません。サフも吹かず、そのままつや消しブラックを吹き、マフラー関係に連なるパイプ部分のみ焼鉄色を吹きました。
インテリアも基本的に素組。バリや目立つ成形ラインを削ったくらいで、後は説明書通りの塗装と組み付けのみです。一応、ダッシュボード等のインテリアはつや消し、シートは光沢としています。
ボディは、まず注意深く不要な成形ラインを削った後、黒サフを吹き、いつものロボット系とは異なる丁寧さで(笑)傷を消していきました。傷があると、後からクリヤーを吹いてもカバー出来ないのです…。
その後、シルバーを吹き、その上からGXクールホワイトを乗せていきました。あまり関係ないかも知れませんが、実車もメタル地の上にホワイトを乗せていく筈なので、それに近い塗装工程にしたかったわけです。この基本色を乗せる際、熟練のカーモデラーはこの基本色だけで光沢を出せるそうですが、私は梨地にさえならなければ良いという方針で乗せていきました。
ホワイトを吹き終わると、次はデカール。20年近く前のものなので、さぞかし劣化いるものと思い、初めからマークソフターを使った処、シワシワに…。しつこい程のクリヤーの厚塗りで何とかカバーしましたが、肝を大いに冷やしました。
残りの細かい部分のシルバーやブラックは、全てエナメル塗料です。ちなみに、クリヤー厚塗りが前提なので、墨入れはデカール貼り付け前に済ませています。
写真マジックでまあまあ実車に見えます(笑)。
エッチングのマーキングが全く定着しないので、瞬間接着剤を使用した処、これが大変な失敗で、ズレまくり…。前部の「顔」であるエンブレムも酷い事になっています。
リアビュー。精密感があって良い感じです。
スタビライザーをつけようか否か迷いましたが、岸田森さんに敬意を表して、装着しました。
折角の「MAZDA」ロゴが…。ここは前部エンブレム以上に大失敗でした。
ウインカーは、デフォルトの丸モールドを削って別パーツを接着する仕様。ところが、塗装終了後にその仕様に気付くという大失態により、ウインカー周りが実に汚らしい事に…。
サイドビュー。コスモスポーツって、本当にカッコいい車ですよね。今でも、大事に乗っておられるオーナーさんがいらっしゃると聞きます。凄いですね。
結構、カーモデルは作っていて楽しいので、また作りたいと思います。007のボンドカー関係のいいキットがあれば、すぐにでも作りたいですねー。
私もカーモデルが苦手で(梨地になるまで吹き過ぎてしまいます)
これとフジミのポインターは老後の楽しみと称して死蔵しています。
(先にデカールがご臨終だっつーの!)
偶然、こちらのページの広告で迷彩バージョンのビハイクルの画像が
観れたので、そっちだったら出来そうな気がしました。
コスモはリアビューがSFぽくてカッコいいけど、怪奇大作戦のトータスにも
似た愛嬌があって好きな車両の一つです。
フジミのポインター、私も買おうと思ったのですが、このMATビハイクルが眠っているのを思い出して、スルーしてしまいました(笑)。
今度見かけたら、買うかも知れません。
トータス、タロウのラビットパンダと同じくらい大好きな車ですが、プラモデルは確か出てないんですよね。
確かに、フロントはコスモと共通する部分が多いと思います。
アオシマさん辺りがリリースしてくれないかな(笑)。
私が最後に作った車のプラモデルはたぶん、ウラシマンのマグナビートル(チョロQなみのやつ)だったと思います。
ポインターのプラモデルを見る度にそそられるのですが、うまく作る自信がなくて買わないでいます。
マグナビートル、懐かしいですねー!
私も子供の頃に作ったような気がします。
ポインターは、定評あるフジミ製なので、組むのに関してはあまり苦労しないと思いますが、やっぱりカーモデルは塗装が難しいですよね。
どうやら「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」が10月20日に公開されるようですね。
詳細はこれから明らかにされるのでしょうが、今から楽しみです。
ギャバンの映画、私もビックリしました!
シャリバンとシャイダーの登場も噂されてますね。その時期にソフビがリリースされるらしく…。
円谷浩さんの「いつかこのブルーのコンバットスーツを継いでくれれば…」という生前のインタビューを知るファンの一人として、感慨深いです。