トライダーG7に続いて製作したのは、同じアオシマから同時期にリリースされた「ザンボット3」です。
トライダーG7のキットは、可動部の設計が妙な事以外は、プロポーションも良い傑作キットでしたが、このザンボット3のキットは、プロポーションがあまり良いとは言えない代物。とりあえず、トライダーと同じ方法で組み立ててみましたが…。
結果はご覧のとおり(笑)。
これをまあまあと見るか、すこぶる悪いと見るか…。
このキット、一見して腕(肘)が短く、太腿が長すぎます。しかし、方針としてキットのパーツをそのまま使うと決めている(要するに面倒)ので、アルミ線接続でなるべく誤魔化してみようと試みました。
キット素組みでは、脚部は完全直立になるので、ハの字立ちになるよう、腰のクリアランスを調整。頭部が乗る部分は、一段削って顎を引いて見えるように。腕も付く位置を変えましたが、これはほぼ失敗(笑)。
カラーリングは、赤、黄がガンダムカラー、青はブルーFS15050、白の部分は明灰白色、フェイス部のグレーはエアクラフトグレーとしました。下地はいつものようにつや消し黒からのベースホワイトによるグラデーション。
ちなみにこのキット、パーツが全くと言っていい程合わず、削って削って削りまくりました。
頭部は、トライダーと同様、筆塗りにしました。モールドが甘かったのですが、塗るとそれほど気にならない感じ。
上半身は結構良い形状で、ザンボットの特徴的な裃状のスタイルをカッコよく再現しています。胸の黄色いウイングは、ちょっと上に付くよう修正しています。
しかし、腕の短さは如何ともし難いなぁ…。手は、トライダーと同じWAVE製「F-HAND(丸)」を使用。もう少し外側へ配置すべきだった気もします。なお、背中のウイングは若干広がるように角度を調整しました。
上から。このアングルだとカッコいいな(笑)。
リアビュー。バックパックは素組みでは謎な付き方をするので、イメージ重視で調整しました。
インストの完成写真を見て頂くと、どんな感じで変わったのか、また、どの部分を変えられなかったのか、お分かり頂けると思います。当然、足のウイングの謎ギミックはオミットしましたよ。
一応、当時アニメスケールの箱を見て夢想した完成品には近づいたかな、と。各パーツの再現度は結構高いのですが、残念ながらバランスが悪いキットでしたねぇ。
次はダイターン3に着手します。このザンボットよりは、プロポーションが良い感じなので、それほど苦戦しない予感?
※追記:腕の位置をちょっと下に付け直しました。すると、結構マシなプロポーションに! ちょっと目的達成な感じで、嬉しいです(笑)。
犬まで戦死させちゃあかんでしょ、富野監督…(T_T)
まぁその後でこの人、アーシュラの首を盛大に吹っ飛ばすんですけどね(^^;イデオンは凄かったなぁ…(遠い目でシミジミと)
はい、マニアックなボヤキから入りました(^^;
ザンボットって作監さんを立てずに作ってるんですよねぇ。今思えばムチャクチャな話しですが。
侵略者から守ってるのに理解を得られず、出てけ出てけと追い立てられる主人公・勝平達。
人間爆弾。
次々と戦場の露と消える神ファミリー。
宇宙太、恵子の戦死で呆然としていたら、追い打ちを掛けるように千代錦まで!
さすが“黒トミノ”は容赦なし(^^;
ザンボットの独特なプロポーションは好きだったんですよ。私は鎧武者モチーフと思ってたんですが、裃の意匠も取り入れてたんですね。
ザンボエースがガンマンモチーフだから、わざと正反対に振ったんでしょうか?
何にしても懐かしいロボでした。次はダイターンですか。
イデオンにも早く手を着けて下さいね(^^)
あ、それから私、sirmilesさんの真似事でブログを始めてみました(^^;
FC2ブログ内で『シラスな日々』で検索してみて下さい。ショーモナイこと書いてます。
おヒマな時にでも立ち寄って頂くと嬉しいですm(__)m
すみません、リンクの張り方分かんないです(^^;
初期のガンプラが縮小された設定身長の中でディテールを再現しようとして、縦に潰れたような印象を受ける
(でも角度によっては設定どおりに見えるのが面白い)
のに対し、アオシマのアニメロボはやたらとスリムなのが好対照ですね。300円イデオンも足が長かった記憶があります。
当時は無知だったのでパクトラで塗りましたよ、そうツヤ消しの赤で。
はぬまあん氏の「プラモ道」によると、アオシマではウオーターラインと「合体」を同じスタッフが開発したこともあるそうなので
このキットの素性も気になるところです。