今年もミニプラが熱い!
というわけで、「シンケンジャー」本編の盛り上がりに呼応するかのように完成度を上げてきた、今年度ミニプラ第一弾を早速製作してみました。
元々のギミックがかなり複雑なだけあり、特にエンブレムモードはかなり劇中と印象が異なります。ただ、エンブレムモードに関してはDXトイでも劇中のものを再現できているとは言えず、それぞれの「形」になるだけでも凄いと思った方が良いでしょう。
各アニマルモードは、劇中のシルエットを巧くとらえており、なかなか可愛らしく仕上がっています。このサイズ・価格での再限度の高さは賞賛すべきでしょう。
そして、やはり白眉は合体後、即ちシンケンオーです。ミニプラのミニプラたる所以である、アクション性の異様なまでの高さはさらに練り込まれ、DXトイにない可動部の設定が何箇所も追加されています。これほど立ち姿がサマになるシンケンオーのフィギュアは、現在のところミニプラだけでしょう(塗装をすればの話ではありますが...)。
例によって、改造や合わせ目消し等はせず、ただ全塗装だけをしています。なお、エンブレム表面のモールドはないので、シールを切り貼りして使用。それだけでも、随分と工程の省略になっています。
獅子折神・エンブレムモード。裏側を見てはいけません(笑)。シンケンオー頭部のアクション性を高める為、表面がやや犠牲に。
獅子折神・アニマルモード。なかなかの再限度。とても可愛らしい感じです。
そのリアビュー。「折神」というネーミングの由来が最もよく分かるショットだと言えるでしょう。
獅子折神を正面から。ちゃんと獅子に見えるデザインが凄いですね。
獅子折神の飛行モード。DXトイで再現出来ない、ミニプラのアドバンテージ。
獅子折神の合体モード。最小限の移動で、シルエットに大きく変化が出ます。
龍折神・エンブレムモード。結構カッチリとした作りになっており、劇中のイメージに近いです。
龍折神・アニマルモード。分割することで龍の身体を再現する機構に、面白さが満ちています。
そのリアビュー。中央をわざと空洞にしてあるのが、「折神」の面白さですね。
龍折神を正面から。龍の頭部造形の再限度は充分。
龍折神の合体モード。エンブレムモードをずらしたような形態が目を引きます。
亀折神・エンブレムモード。最もエンブレムモードに破綻がありません。ただし、かなり小さいですが。
亀折神・アニマルモード。変形ギミックは一番単純です。実に可愛らしい。
そのリアビュー。ここから見ると、エンブレムモードと殆ど差異がありません。
亀折神を正面から。頭部造形も抽象化されていますが、ちゃんと亀に見える絶妙なバランス。
亀折神の合体モード。真ん中から割れて腕になる機構。DXトイとは異なり、可動する肘部が設けられています。
熊折神・エンブレムモード。これもカッチリとまとまっていますが、ギミックの都合上欠けている部分があります。
熊折神・アニマルモード。再限度はかなり高いのですが、四肢が肉抜きになっているのは残念。
そのリアビュー。他の折神より重量感・安定感があります。
熊折神を正面から。熊の頭部もかなり抽象化されています。しかし、ちゃんと熊に見えるのが素晴らしい。
熊折神の合体モード。龍折神と同様、エンブレムモードをずらしたような形状が特徴。しかし、変型方法は全く異なります。
猿折神・エンブレムモード。割とカッチリした感じに見えます。こちらも亀折神と同様、かなり小さいです。
猿折神・アニマルモード。パーツの移動が大胆で、シルエットも大幅に変化します。
そのリアビュー。ここから見ると、後ろ脚が大胆に省略されているのが分かります。
猿折神を正面から。この面構えが非常に可愛い。腕の解釈も面白いです。
猿折神の合体モード。基本的に亀折神と同様の機構ですが、肘関節はわざわざ引き出すという機構になっています。
劇中で披露された「おでん合体」の再現も可能?
侍合体シンケンオー!各部に設けられた可動部により、立ち姿に自然な力強さが宿ります。
リアビュー。背中には秘伝シールドをマウント可能。
秘伝シールドは左肩にもマウント可能。
そのままリアビュー。シンケンオー最大の弱点は、背面の腰部。機構上、どうしても貧弱になってしまいます。
秘伝シールドを装備。
ダイシンケンを装備。構えもなかなか自然に決まります。
立膝ポーズも可能!腰部アーマーの可動が巧く機能しています。
さすがに両手持ちは難しかったですが、こんな雰囲気たっぷりの構えも可能です。
斬りかかる迫力ポーズもばっちり再現できます。特に腕部の可動に注目。ちなみに、龍昇り脚も再現できます。
上半身アップ。なかなかハンサムな顔立ち。この顔面の部分、1/144ガンダムのものより小さいのです。
コメント