東映版「スパイダーマン」は、「ジャッカー電撃隊」と「バトルフィーバーJ」のミッシングリンクとも言うべき内容を有した、知る人ぞ知る傑作特撮TVドラマです。
マーヴェルの版権に関する問題から、長らく商品化のチャンスに恵まれませんでしたが、全話DVD-BOXセットの発売をきっかけにしたのか、遂にレオパルドンが超合金魂化されました。
商品展開期間が限定されているのか否かは定かではありませんが、ソフビ魂版スパイダーマンを同梱したり、どこから見ても「キャラウィール」なスパイダーマシンGP-7(ポピニカ風との触れ込み)が付属したり、至れり尽くせりの内容になっています。とにかく、「東映スパイダーマン関連のトイを全部詰め込んでおけ」的な気合が感じられます。
レオパルドン自体は、母艦形態のマーベラーに完全変形するギミックを搭載しつつ、劇中のスーツにも準拠したスタイルを再現可能。各関節の可動や、マーベラーに極小GP-7を格納するギミックなど、完成度の高い当時の超合金を超える仕様になっています。
ソフビ魂スパイダーマンは、名乗りポーズの中の最初のポーズをイメージして立体化。クモの巣パターンが手書きになっており、工程に携わった方の苦労が偲ばれる一品です。
「マーベラー!」 スパイダーマンのコールで現れる戦闘母艦。スフィンクスをモチーフとしたスタイルが優美。
スパイダーマンの駆るスパイダーマシンGP-7が、マーベラーに飛び込みます。ハッチの開き方は、さすがに劇中とは異なります。
「マーベラー・チェンジ・レオパルドン」 まずレオパルドンの頭部が現れます。
マーベラーの機首が胸部に納まります。
続いて、腕部がせり出します。
腕部の変形が完了。劇中、この部分の効果音が「ビュゥゥ」という何とも言えない音で、とても印象的。
展開されていた脚部カバーが収まります。
脚部完成。劇中の変形バンク(後半使用された2パターン目)では、何故か反対に展開していました。映像をチェックせずに、そのまま使われ続けたようです。
腕部が降りてきます。
着陸。変形用の腕は、劇中の変形モデルに準拠。
可動腕に換装しています。途端に劇中のスーツ準拠になるから不思議。可動部は、劇中のスーツで見られたポーズ程度ならば、再現可能。
ソードビッカー。本来はスネ部から引き抜くのですが、さすがに矛盾があるため再現されていません。
ソードビッカーは投擲用の剣です。構えて…。
投げつける!
劇中未登場の盾・スパイダープロテクター。雑誌スチール等には登場の形跡があるようです。
「何処から見てもキャラウィールな」ポピニカ風・スパイダーマシンGP-7。
超合金魂恒例の台座は、色々収納できて便利な仕様。
このようにレオパルドンを飾ることが出来ます。なお、マーベラー状態でも、専用スタンド取付により飾ることができます。
バトルフィーバーロボと。レオパルドンがなければ、バトルフィーバーロボ、ひいては戦隊ロボがなかったと言われています。
ソフビ魂・スパイダーマン。スパイダーブレスレットは何とダイキャスト製。クモの巣パターンは、ホントご苦労さまです。
ソフビ魂・スパイダーマンのリアビュー。ソフビ向きのキャラクターですね。
上半身アップで。かなり雰囲気が出ています。頭部に余計な線が入っていますが、恐らくマスクの縫い目を再現しているのだと思います。最初はミスかと思いましたが…。
ヤマタク
懐かしいですね、東映版スパイダーマン。
子供の頃、よく中腰で走たり、壁に張り付いたりするマネしましたよ。(笑)
この番組のせいでスパイダーマンは日本のヒーローだと、長い間、思い込んでました。
子供の頃に、この番組の洗礼を受けたので、いまだに、USJのスパイダーマン・ザ・ライドのスパイダーマンは日本版だと勝手に、脳内で変換しています。(笑)
ハリウッド版のスパイダーマンも好きですが、私個人では、こっちのスパイダーマンの方が好きですね。