KP-01 キスぷれ・コンボイ

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サイバトロン 総司令官 コンボイ feat. DODGE RAM SRT-10 キスプレイヤー メリッサ・フェアボーン
CYBERTRON COMMANDER CONVOY feat. DODGE RAM SRT-10 KISS PLAYER MELISSA FAIREBORN
AUTOBOT COMMANDER OPTIMUS PRIME (US ORIGINAL)  

 驚愕の新展開「キスぷれ」。第一弾としてリリースされたのは、何とコンボイ。バイナルテックの流れやマスターピースとは完全に切り離された展開で、新たなストーリーを紡ぐ。メリッサは、2010に頻繁に登場するキャラクターと同名だが、恐らく同一人物ではない。

 商品フォーマットとしては、BTAと酷似しているが、ラジオドラマ展開ならではの付属品としてドラマCDが同梱されていたり、パートナーのメリッサのフィギュアの原型制作に、その筋で著名な大嶋優木氏がフィーチュアされていたりと、新展開の導入に余念が無い。

 また、TFファンを震撼させた(笑)パッケージも、形状やマグネット内蔵の扉など、高い水準でまとめられており、手に取るまでは勇気がいるが、手に入れた後の満足度は非常に高いものとなっている。説明書がドラマCDのスリーヴとして使えるという、細かい配慮にも感心。

 さて、肝心のコンボイだが、オルタネイターズ版オプティマスと同金型を使用。またバイナルテック等とは異なり、ダイキャスト製のパーツはない。ただし、表面は全塗装が施され、外見はバイナルテックと並べても遜色ない。むしろ、ダイキャストパーツを廃したことで、パーツ精度が向上している感すらある。カーモードは従来よりも大型のダッジRAMが選択され、コンボイに相応しい体躯となっている。

 ロボットモードは、一時期「バイナルテック・ジンライ」として企画された経緯の名残が、腕のカラーリングや腰アーマーに存在している。また、肩や脚部の形状にG2バトルコンボイのエッセンスも見られる。

 メリッサのフィギュアはBTAに比べ、造形・塗装の制度が向上。ポージングも工夫されており、コンボイとの絡ませ方に様々なバリエーションを生む。

 「キスぷれ」の展開に眉をしかめたTFファンも、このパッケージを手に取れば、考えを改めるのではないだろうか。

コンボイ 01

 コンボイ司令官が、新たなボディを得て復活。キスプレイヤーの少女メリッサと共に、「オートルーパー」を迎え撃つ。

コンボイ 02

 上半身アップ。頭部造形は旧コンボイを踏襲しつつ、よりG2的なラインでまとめられている。黄色目が新鮮。メリッサを肩に乗せてイメージシーンを再現。

コンボイ 03

 エンジンが変形してコンボイガンに。変形パターンはなかなか個性的。

コンボイ 04

 こちらはメリッサのサーフボードが変形したサーフブレード。2つに分割して二刀流も可能。脚部の接地性はかなり良好。

コンボイ 05

 トランスフォーム!

コンボイ 06

 脛部が回転し、足首が収納される。肩も変形開始。

コンボイ 07

 胸部を展開しボンネットに変形。腕部はシートに変形する。

コンボイ 08

 前に倒れこむと既にカーモードに近似した姿に。

コンボイ 09

 カーモード完成。

コンボイ 10

 カーモードはダッジRAM SRT-10。頑強な印象を持つボディにコンボイらしい赤のカラーリングが映える。

コンボイ 11

 ボンネット、2ドア、リアゲートが開閉。ステアリング連動可動も再現。

コンボイ 12

 銃が変形し、エンジン部を形成。画像はグリップの位置が曖昧になってしまっている。

コンボイ 13

 インテリアはインパネは勿論のこと、カップホルダーやトラックならではの個性的なシフトレバーも再現。メリッサを乗せることも出来る。

コンボイ 14

 リアパース。プレートには「CONVOY」。ロゴやスポイラーが高級感を高めている。

コンボイ 15

 メリッサ・フェアボーン。造形・塗装ともに、このサイズとしてはハイレベル。サーフボードという小道具が機能するのも嬉しいところ。