| ブロードブラスト | feat. TOYOTA bB | ミーツ ルミナ | |
| BROADBLAST | feat. TOYOTA bB | meets LUMINA | |
| サイバトロン 通信員 | ブロードキャスト | (JP ORIGINAL) | |
| AUTOBOT COMMUNICATIONS | BLASTER | (US ORIGINAL) |
BTA第3弾として、BT-16スキッズと同車種で同時発売となったブロードブラスト。そのキャラクターのイメージソースは、旧作におけるブロードキャスト。カーモードである「bB」にかけたと思われる「BroadBlast」という名前は、アメリカ版の「Blaster」にも通じ、なかなか秀逸なネーミングである。
BTAおなじみの同スケール・フィギュアは、星ルミナ。TVアニメ「トランスフォーマーV(ビクトリー)」に登場した、イルミナという少女キャラクターがオリジナル。新人アナウンサーというキャラクターを与えられ、ビデオカメラとモバイルノートを携帯している。造形・塗装共に特に問題はないが、ライディング・ポーズは車にフィットしているとは言い難く、かなり問題がある。
基本的にスキッズの色違いで同時発売ゆえ、多分に多色展開の商品戦略が感じられるものの、BTとBTAという別カテゴリーでの展開は巧い。ブロードキャストをイメージソースとすることで、旧ファンが感じる意外性をも計算した展開は、まさにBTAの面目躍如といったところだろう。
bBモデル自体が新しいものなので、BTAで懸念された造形面での粗さは微塵も感じられない。塗装もスキッズと同等のレベルを維持しており、今後BTとBTAの同時展開が恒常化するとなれば、完成度を維持したアイテムが期待される。
このブロードブラスト、スキッズの色違いでありながら、そのカラーの鮮やかさで別キャラとしてのアイデンティティを確保しており、収集家も納得の仕上がり。特に頭部は別造形というわけではないのに、カラーリングだけで見事に「ブロードキャスト」のアニメ設定を感じさせて秀逸だ。
これまで、トラックスの2バージョンや、マイスターの2バージョンに何となく手を出しにくかったファンも、別カラーを別キャラとすることで、収集欲も増すのではないだろうか。
陽気な通信担当ブロードキャストが、報道関係の仕事をサポートすべく、バイナルテック・アスタリスク化。
スキッズのリペイントに過ぎないが、旧アニメ版ブロードキャストのイメージに非常に近く、リカラーの可能性を垣間見せる頭部。ボンネットを開けて「イジェクト」も可能？
銃はスキッズのものと同型。他のBTAと同様、特に設定や名称は存在しない。
bBモデルならではの、自由度の高いポージングが可能。足首のボールジョイントにより、接地性は抜群。ただし足首部の関節は、少し緩い。
トランスフォーム！
背中のアーマーが伸展し、カーモードのトップに。頭部、腕部が収納を待機。
胸部に腕部が完全に収納される。カーモードのトップ部は180度回転し、背部全体を覆う。
倒れこむと同時に脚部を収納。トップ部で覆われる。
カーモード完成。
カーモードはスキッズと同様、bB X Version。bBのポピュラーなカラーであるグレーメタリックが映える。
ボンネット、4ドア、リアハッチが開閉。ステアリング連動可動もバッチリ。
銃が変形し、エンジン部を形成。「VVT-i」エンジンのユニットを再現。
スキッズと同様にインテリアの再現性は高い。ルミナのライディング・ポーズは、ご覧の通りフィットしていない印象。
リアパース。プレートにはブロードブラストの略文字「bRBL」。「bB」にかけたネーミングを裏付ける。バゲッジスペース内の脚部はスキッズよりも目立たない印象。
ルミナ。塗装は特に問題なし。頭部や腕部は一応可動。ライディング・ポーズを使って、ブックレットのイメージイラストにもある、ブロードブラストの肩に乗ったイメージを再現するのが得策か？
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