BT-13 バイナルテック・レーザーウェーブ

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デストロン 軍事作戦司令官 レーザーウェーブ feat. マツダ RX-8 マツダスピード Version II
DESTRON MILLITARY OPERATIONS COMMANDER LASERWAVE feat. MAZDA RX-8 MAZDASPEED Version II
DECEPTICON MILLITARY OPERATIONS COMMANDER SHOCKWAVE (US ORIGINAL)

 バイナルテック13弾は、破壊大帝メガトロンの腹心中の腹心であるレーザーウェーブ。ラヴィッジの策略によって失われたデストロン陣営の統率を図る為に再生された、デストロン側のリーダー的キャラクターとしての復活であった。バイナルテックのストーリーでは、どうやらラヴィッジが重要なキャラクターとして活躍していくようである。

 そして今回の車種は、マイスターに次ぐRX-8。例によって、単なるリカラーではなく各所をリデコレーションした仕様である。「マツダスピード」とはマツダが提供するチューナップ・サービスによって誕生したハイ・パフォーマンス・カーである。RX-8以外にも様々な車種で提供されている。レーザーウェーブのカーモードでは、そのスタイルが余すところなく再現された。

 トイ的には、マイスターのリデコ故に目新しさには欠けるように思えるが、レーザーウェーブ特有のロボット的な頭部が映え、さらに美麗な塗装色「ストラトブルーマイカ」がキャラクターと見事に合致、その上で本来ガンモードに変形するレーザーウェーブがカーモードを獲得するという鮮烈さが加わり、意外な新鮮味に溢れている。レーザーウェーブのアイデンティティたる左腕のレーザーガンが、取り外しの必要なく変形できるのも衝撃だ。

 無謀にも旧レーザーウェーブと見比べてみると、カラーと頭部、そしてレーザーガンによる効果か、イメージはそのまま。アニメ設定と比べると、その見た目はさらに近似性を帯びる。不思議なトイだ。

レーザーウェーブ 01

 惑星セイバートロンで、メガトロンの帰還を永く待ち続けた忠実な部下が、バイナルテックで復活。

レーザーウェーブ 02

 旧レーザーウェーブの頭部をよりシャープにリデザインした頭部。頭頂の集光機構によりモノアイが発光する。意外なほどの発光度を誇る。

レーザーウェーブ 03

 マイスターと同様の機構を持つ銃(名称はターボライフル)を所持。レーザーウェーブ特有のレーザーガンはクリアパーツで造形。

レーザーウェーブ 04

 マイスターと全く同じ可動部ながら、頭部に関しては形状故か、マイスター以上の可動。

レーザーウェーブ 05

 トランスフォーム!

レーザーウェーブ 06

 頭部と腕部が収納される。マイスターと同じ変形ではあるが、腕の付け根部分の関節は補強パーツによって改善されている。

レーザーウェーブ 07

 腰、脚部が複雑な動きで回転し、車体後部を形成してゆく。ちなみに、ステアリングの接続パーツも、外れにくい改良が成されていた。

レーザーウェーブ 08

 両脚部がたたまれ、車体前部も変形が終了。

レーザーウェーブ 09

 カーモード完成。

レーザーウェーブ 10

 スパルタンなマツダスピードRX-8を的確に再現したカーモード。特徴的なエアロパーツや、各所の改装パーツが見事にマッチ。

レーザーウェーブ 11

 ボンネットや各ドア、トランクの開閉はお馴染み。恒例のステアリング左右連動可動も当然装備。

レーザーウェーブ 12

 銃(ターボライフル)が変形し、マフラーを形成。マツダのエンブレムが分割されないパーツ構成はマイスターと同様。これはマツダ側の要請だったとか。

レーザーウェーブ 13

 内装はマイスターと特に変わらない。RX-8モデルの内装再現は、バイナルテック中でもトップレベルだ。

レーザーウェーブ 14

 リアパース。ウィングが特徴的。ストラトブルーマイカは限定車の特別カラーだ。