デストロン 諜報破壊兵 | ラヴィッジ | feat. シボレー コルベット |
DESTRON SABOTEUR | RAVAGE | feat. CHEVROLET® CORVETTE® |
DECEPTICON SABOTEUR | RAVAGE | (US ORIGINAL) |
トラックスのリデコアイテムとして登場したのは、何と元カセットロンのジャガー。「ジャガー」というブランド名が車界に実際に存在するため英名の「ラヴィッジ」が使用されることとなった。
今回は、ブックレットに記載されたストーリーが更に飛躍している。何とビーストウォーズ・メタルスに登場した、メタルス・ジャガー(つまりG1ジャガーの未来の姿。太古の地球に時空を超え飛来)のブレインはフライトレコーダーに残存しており、発掘されたブレインの情報とG1ジャガーのスパークがバイナルテック・ボディに移植されたのが彼・ラヴィッジなのだ。ちなみにストーリー中の「X-9」とは、メタルス・ジャガーのトイの品番である。
ところで、肝心のラヴィッジの造形だが、当然トラックスの長所と短所をほぼそのまま受け継いでいる。長所としては第一にスマートなプロポーションが挙げられよう。一方、短所としては、カーモードの目立つ分割線が第一に挙げられる。ただし、ボディカラー故か分割線はトラックスほどは目立たない。
むしろ評価したいのは、ストーリーに密着したそのスタイリングだ。G1ジャガーの体側に装備されたロケットランチャーのイメージが肩のロケットに受け継がれ、BWメタルス・ジャガーの頭部イメージはほぼそのまま頭部造形に投影されている。バイナルテック・シリーズはキャラクターを生かすことでその世界観を存分に広げようとしている。
G1ジャガーの特徴と、BWメタルス・ジャガーの特徴を兼ね備える秀逸なロボット・モード。
頭部はBWメタルス・ジャガーの頭部デザインをベースに、よりBTらしいエッジを強調した造形。
LS6エンジンが銃(フュージョンガン)に変形。トラックスの持つ銃との差異は特になし。
大胆なポージングでも、スマートなプロポーションを保つのは、トラックスの美点を受け継ぐ証。
トランスフォーム!
胸部が上がり、腕部が肩装甲に完全に収納される。頭部は180度回転。
肩装甲が完全に合わさり、車体後部を形成。
左右の脚部が結合、車体前部を形成。
カーモード完成。
シボレー コルベット・コンバーチブル・バージョンのスタイリングを忠実に造形。ハードトップのトラックスとはまた違うスポーティ味わい。
ボンネットと両ドアが開閉。
銃(フュージョンガン)が変形し、エンジン部を形成。ステアリングの左右連動可動もトラックスと同様健在。
スポーティなインテリアは、オープンタイプの車ならではの楽しみ。シート横のロケット部は、トラックスより目立つか。
リアパース。デストロンシンボルがあしらわれる。オープンタイプに変わっただけで、随分とスポーティに見えるのが面白い。
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