BT-07 バイナルテック・スモークスクリーン GT

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サイバトロン 戦術家 スモークスクリーン GT feat. スバル インプレッサWRC2004
CYBERTRON DIVERSIONARY TACTICIAN SMOKESCREEN GT feat. SUBARU IMPREZA WRC 2004
AUTOBOT DIVERSIONARY TACTICIAN SMOKESCREEN (US ORIGINAL)

 バイナルテック第七弾は、何とスモークスクリーンのバージョンアップ。最近のアニメ展開されるTFではリカラーなどのバージョンアップが恒例となったが、旧作では皆無。それだけに、なかなか衝撃度の高いラインナップとなった。

 同じキャラクターがラインナップに2人存在するという矛盾は、設定が見事に解決している。つまり、BT-01とは同一人物でありながら別個体というもの。「GT」とは「Genetronic Translink」の略で、TFの個人をアイデンティファイするシグナルを、別の人格プログラムにも亜空間を通じて送信するという技術だ。

 設定には旧作に登場した天才少年キャラクター・チップの名が見られ、このような配慮がファンにとっては嬉しいところ。しかし、「GT」でリンクされる個体は4体ということから、明らかにBT-01とBT-07のゼッケン違いの矛盾を吸収する意図があり、コレクターにとっては何とも悩ましい限りである。

 本モデルはBT-01のリデコであり、ロボット形態に大差はない。ただし、WRC2004のバージョンにあわせて各パーツが新造され、さらに新しい武装が追加されている。これら新造パーツはストリークの時と同様、うまく既存のボディにフィットしている。特にフロント部の違いは著しいので注目していただきたい。

スモークスクリーン GT 01

 BT-01が新造パーツを装備して、2004バージョンで登場。

スモークスクリーン GT 02

 頭部はBT-01と同じ。グリル部分の造形がBT-01と大幅に異なる。肩に装備されたブラスターランチャーがシルエットを変える。

スモークスクリーン GT 03

 インタークーラー部が変形する銃(エレクトロ・ディスラプターライフル)は、BT-01と同じ。肩部のブラスターランチャーに注目。

スモークスクリーン GT 04

 可動部も当然ながらBT-01と同一。ちょっと変わったポーズをとらせてみた。このポーズを保持できるとは、意外なポテンシャル。

スモークスクリーン GT 05

 トランスフォーム!

スモークスクリーン GT 06

 胸部が上がる。

スモークスクリーン GT 07

 腰が回転し、車のスタイルに近づく。

スモークスクリーン GT 08

 両脚部がたたまれ、後部の変形が終了。

スモークスクリーン GT 09

 カーモード完成。

スモークスクリーン GT 10

 インプレッサWRC2004モデルのスタイルとマーキングが忠実に再現されている。

スモークスクリーン GT 11

 ボンネットや各ドア、トランクが開閉。ブラスターランチャーはカーモードでも装備可能だ。

スモークスクリーン GT 12

 BT-01に同じく、銃(エレクトロ・ディスラプターライフル)が変形し、インタークーラー部を形成。ステアリングも当然左右連動で可動。

スモークスクリーン GT 13

 内装を可能な限り再現。BT-01との差異は特に見られない。

スモークスクリーン GT 14

 リアパース。リアウイングがフラットブラックに塗装され、より精悍なイメージに。ゼッケン2仕様も発売された。