サイバトロン 戦士 | ランボル | feat. ダッジ バイパー SRT-10 |
CYBERTRON WARRIOR | LAMBOR | feat. DODGE VIPER SRT-10 |
AUTOBOT WARRIOR | SIDESWIPE | (US ORIGINAL) |
バイナルテック第二弾は、アメ車のダッジ・バイパーという順当なセレクト。流麗なスタイルを有するこのモンスター・スポーツを、どう料理するかが最大の焦点だ。
その結果は見ていただければ分かるとおり、スモークスクリーンに続きまたも溜息モノである。しかも、第一弾であるスモークスクリーンを上回る完成度。ダイキャストとプラ部分の使い分けもさらに絶妙なものとなり、強度面の心配がかなり軽減された。
当初、ランボルという題材には正直戸惑いを覚えた。ランボルはファンにとっては言わずと知れたランボルギーニ・カウンタックLP500のカーモードを持つトランスフォーマーである。LP500のようなキャラクター性を持つクルマのイメージを払拭できるのか、と思ったものだ。ランボルという日本名(英名ではSideswipe)はランボルギーニから採られたものであるから、余計に違和感があったのだ。
ところが、実際に手にしてみると、実に説得力のあるランボルであった。赤い車体、ヘッドの造形、全体的にはトラックスというキャラの変形パターンだが、腕部の雰囲気はランボルそのもの。脚部もよく似ている。私の戸惑いは完全に払拭された。
腕部のドアシールドや、脚部のサインライトなど、初代ランボルのエッセンスを巧みに組み込んだロボットモード。
頭部の造形はアニメ版ランボルがイメージされている。
エンジン部が銃(エレクトロン・パルスガン)に変形。メッキパーツが使用され、豪華な印象。
腕部、脚部ともに充分な可動域を有しており、かなり大胆なポージングが可能だ。
トランスフォーム!
腕部、頭部がたたまれる。
たたまれた腕部がバックパックに覆われる。腰から下が回転し、カーモードのイメージに近づく。
脚部の各所が収納される。
カーモード完成。
流麗なスタイリングを高水準で再現したカーモード。
ボンネット、ドアが開閉。「VIPER」のロゴや、ヘッドライトの造形美にも注目したい。
銃(エレクトロン・パルスガン)が変形し、エンジン部を形成。ステアリングは左右連動可動を実現している。
インテリアもスモークスクリーン以上のクォリティで再現。オープンカーならではのこだわりが見られる。
リアパース。マッシヴかつスマートという難しいスタイルを完璧にトレースしている。シート後部のサイバトロン・マークがアクセント。
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