遂に筋殻アクマロの目的が明らかに。
スキマセンサーの示す「番号」や、事件が起こる「場所」は、非常に記号的なものなので、全部が全部周到な伏線になっていたとは言えませんが、筋殻アクマロの目的が、直線に並ぶ地図上のポイントやイマジネーション溢れるビジュアルによって、ベールを素早く剥がして行くように明らかになってくる様子は、非常に見応えがあります。中でも、十臓のポジションが絶妙であり、裏正のそもそもに込められたおぞましさもあって、筋殻アクマロの執念・執着の深さが不気味なトーンで伝わってきます。
「裏見がんどう返し」と呼ばれる、この世をひっくり返して地獄を露出させるという術こそが、筋殻アクマロの最終目的だったのですが、今回既にその初端を見せていることや、血祭ドウコクを完全に動けない状態にしていることにより、筋殻アクマロ関連のお話を年内の放送で完結させてしまおうという意図が垣間見られます。放映スケジュール的に年末と年明けのクリフハンガーにはし難いものと思われるので、年末商戦用のビジュアルと併せて、カタストロフィ感覚に富んだストーリーを展開するには、うってつけのタイミングだったのかも知れません。
本州を関東・中北部あたりで真っ二つにするという、強烈かつ迫力あるビジュアルは、劇場版もかくやと思わせる出来栄えでしたが、何となく筋柄アクマロの目的が見えてからの弱体化感は否めないところで、血祭ドウコク程の強大さを設定されたわけではない筋殻アクマロの、キャラクターの弱さがやや露呈した感はあるでしょう。ただ、源太達を用意に撥ね付ける実力の高さや、土壇場で「裏見がんどう返し」の影響によって全員が吹っ飛ばされるというくだりが用意されたことにより、一定の緊迫感を保つことが出来ています。
十臓の裏正の秘密も明かされましたが、これにはもう少し伏線が欲しかったところ。今回のくだりはやや唐突な後付設定に見えてしまいました。もしかすると、当初よりきちんと用意されていた設定で、なおかつ今回のインパクトを確保する為に、あえて出さなかったのかも知れませんが、何か匂わせる感じがあれば、よりインパクトは強かったかも知れません。
また、年末商戦用の侍武装連発も、よくぞここまでやったという感はあるものの、ややあざといような気がします。あれだけの尺の中に、よく収めたなぁと感心しきりではありましたが...。
ただ、それらはかなりマニアックなアラ探しの結果であって、それらを指摘したところで、今回の迫力とインパクト、そして面白さは何ら損なわれないだろうというのも、私の見解です。丈瑠と血祭ドウコクの決戦が年明けのメインとなるならば、こちらは源太も含めて中途参戦組による一件の落着になると思われます。そしてそれが、シリーズのクライマックスに勝るとも劣らない迫力とテンションで繰り広げられるのは、想像に難くありません。
では、見所をまとめてみましたのでご覧下さい。
今回は冒頭から何やら緊迫感があります。それも、彦馬がいわゆる戦隊司令官ど真ん中な振る舞いをしているので、余計に強い印象を残すシーンになっています。それは、彦馬が地図を広げて自説を展開するというもの。
彦馬は、筋殻アクマロがクロイワ海岸を二度狙った事が引っ掛かると言い、クロイワ海岸での一度目の事件は、血祭ドウコクや薄皮太夫と争った事からして失敗だと評していました。ここでことはが、一度目と二度目の行動が違うという鋭い指摘を放ちます。前回での更なる成長を思わせるくだりがいいですね。
「つまり、方法ではなくて、場所が重要ってことか」
と、ことはの指摘を受けて発言する丈瑠。彦馬は、おもむろに筋殻アクマロが現れた後の事件を、地図上にプロットしていきます。
プロットされた地域は、一見バラバラに見えます。
こうみると、東京近郊だけでなく、意外に広範囲だったことに驚きますね。ただ、一話一話のロケ地のセレクトが良かったからか、違和感はありません。
ここで彦馬は、筋殻アクマロ自身が現れた、あるいは絡んだ事件のみを残して、他のポイントを全て除去していきます。すると...。
「なんつーか、この世を真っ二つって感じだな」
との感想が聞かれる程、そのポイントは綺麗な直線を描いていました。確実な要素以外を排除すると、敵の真の目的が見えてくるというのは、パターン化されていてもワクワクするものです。後から骨のシタリのセリフにも出てきますが、目的を分かりにくくする為の雑多な情報が織り込まれていたことにより、土壇場まで筋殻アクマロの真意が分からなかったというのは、なかなか巧みな構成です。また、クロイワ海岸の件を元に彦馬が気付くというあたり、筋殻アクマロにとって色々な意味で、クロイワ海岸が鬼門だったことを思わせていて良いですね。
その頃、順当に楔を打ち込んできたと自信を見せる筋殻アクマロは、今回のアヤカシであるツボトグロに、人間を襲うよう指示します。それも、例の筋殻アクマロの持つ「コンパス」が示す場所で。筋殻アクマロ曰く、それが最後の楔になるということらしい。
物語上、明らかに「日本列島を横断する直線」は偶然ではないのですが、この前後、細かいシーンを重ねていって、偶然ではない事を印象付ける作劇に安定感を感じます。
丈瑠は、
「この並びは偶然かも知れない。が、気になることは確かだ」
と筋殻アクマロの企みに呼応するかのように動き出します。彦馬はそれを受け、過去の資料を紐解いてみようと提案。皆で調べることにより、人手を増やして迅速化を計ります。残念ながら、この「調べ物」の部分は後に繋がらず、筋殻アクマロの本意は本人の口から直接知らされる事になります。このシーンの目的は、源太の存在・ポジションを再確認することにあるのでした。源太も調べ物に協力しようとしますが、古い資料を全く読めないというくだりによって、です。
「千明、お前こんなん読めんのか」
「まぁ、何とかね。苦手だけど」
ここで千明を用いたのが実に巧い。千明は父親の方針で侍の教育をあまり熱心に受けていない設定。侍に関する腕や知識といった面で、ベースラインの部分は源太とあまり違わない印象なのですが、ここで苦手としつつも古い書物を読むことが出来るという能力を披露することで、
「へぇ、何だかんだ言って、やっぱ侍だな。魚の名前なら、読めんだけどなぁ」
と、源太に出自の違いを的確に認識させるのです。
「いいじゃん。別にこんなの読めなくって問題ねぇし」
と千明は言いますが、他の面々は、そんな源太の姿に「源太が元来侍ではない」ということを再確認します。今回は、この重要な要素を使う局面がありませんでしたが、恐らく次回、大いに活用されるのではないでしょうか。役に立てないと知った源太は、自分に出来る事をする、つまり昼飯用に寿司を握ってくると言って出て行きます。この気配りが源太の良いところ。ちなみに、流ノ介の好みはビントロだという事が、ここで判明します(笑)。
源太は、侍の教育を受けていない自分の出自を受け止め、侍育ちの皆と、生まれついての寿司屋である自分の違いを再認識します。が、そんなことではクヨクヨしないのが源太流。というより、ここでは努めて払拭しようとしているように見えます。ダイゴヨウにより、ゴールド寿司にクリスマスツリー用の木が届いていた事に気付いた源太は、その枝振りを見て、志葉家の屋敷に持って行ってクリスマスの飾り付けをする計画を楽しみにしています。
不穏な動きの外道衆に対処すべく、真剣な面持ちの丈瑠達。源太は、そんな彼等に対して出来る事を、常に侍以外の視点を持ちつつ考えているのです。
一方、筋殻アクマロも自ら動き出します。
「さて、我もそろそろ例のものを...」
と何かを取りに出掛ける様子。例のものとは、裏正のことですね。それを遮るは、骨のシタリ。
「やっと分かったよ。お前さん、地獄が見たいと言ってたね。仕掛けてるのは『裏見がんどう返し』。そうだろう?」
「さすが、お気付きになられましたか」
「遅かったよ。お前さんが目眩ましにあちこち襲ってなきゃねぇ。で、分かってんだろうね?そんな術を使えば、人の世は勿論、下手すりゃ三途の川もあたし達も消えちまうかも知れないってのは!」
「地獄をこの身この目で味わえるなら、些細なこと」
「些細だって?まぁいいさ。『裏見がんどう返し』はそう簡単な術じゃない。第一外道衆でも人でも無い者を使わなけりゃ...」
「腑破十臓...お前さんまさか!」
「そう、仕掛けは二百年も前より...」
筋殻アクマロは、裏正という十臓の「泣き所」を持っていることで、十臓が協力を断らない自信があるようです。
これで、筋殻アクマロが為そうとしている「術」の正体が判明しました。「裏見がんどう返し」。その術最大の鍵になるは「人でも外道衆でもない者」であり、筋柄アクマロはそれを得るべく、二百年も前から準備をしていました。二百年前、十臓をはぐれ外道にすべく裏正を渡し、遂に来るべき時がやって来たというわけです。以前にも述べましたが、血祭ドウコク達が人の世に執着しているのに対し、筋殻アクマロはあの世の、中でも地獄に執着しています。二百年かけて周到に準備してきたその執念は、鬼気迫るものがあります。
よく、70~80年代の特撮ヒーローモノでは、子供に悪の教育を施して将来的に支配するといった作戦がとられ、随分気長な人達というツッコミを入れて楽しめたものですが(笑)、筋殻アクマロに関しては、その裏に「気長」よりも「執念」が色濃く感じられる為、そのようなツッコミが似つかわしくないのです。
ススコダマによって、骨のシタリの怒りの叫びが薄皮太夫に伝わります。意を決した薄皮太夫は、筋殻アクマロを討つべく出掛けようとしますが、十臓がそれを止めます。
十臓は、筋殻アクマロが裏正を返すまでは、手出し無用と言い放ちます。
一触即発でしたが、手を引いたのは薄皮太夫。
「その目で確かめて来い」
と十臓に冷たく言い放ち、立ち去って行きます。薄皮太夫は、クロイワ海岸の一件で、筋殻アクマロに利用されていたことを存分に知りました。十臓も知っている筈ですが、十臓の興味は裏正にしかなく、利用されていようがいまいが、筋殻アクマロが修復した裏正を手にすることが出来れば、それに至る過程は別に問わないといった姿勢であるようです。
筋殻アクマロは志葉家の菩提寺であるテンゲン寺に現れます。ここでテンゲン寺が突如登場するあたり、テンポの良さとインパクトの大きさに周到な計算が働いていて、実に小気味良いのです。
「十臓さん、われの望みの為には欠かせぬお方。これを知ったら、どのような顔を見せてくれますやら」
これは、テンゲン寺にひっそりと人目につかぬよう設えてある、十臓の家族のものとおぼしき墓です。外道に堕ちた者の家族ということであらゆる寺院から疎まれ、このテンゲン寺が引き受けたという、いわくつきのものなのです。筋殻アクマロは、この墓の前の地中から、裏正を取り出すのでした。
「巧く直りましたな...後は最後の楔を」
何故この墓から裏正が出てきたのか、それは後に語られる裏正の出自と関係しています。ここで簡単に説明しておくとすれば、裏正の修復には、裏正の「材料」を使わなければならなかったというわけです。
同じ頃、ツボトグロが筋殻アクマロの指示どおりに暴れ始めます。彦馬がその場所を地図上にプロットすると、やはり直線上の一点になるのでした。確信を得たシンケンジャーは、阻止すべく出陣していきます。
ツボトグロは、体内より「痛みの虫」を飛ばし、人々の口から侵入させて腹に強烈な痛みを感じさせるというおぞましい術の持ち主です。
毒々しい色使いや触手状のものが絡まるデザインは、非常に気味の悪いものになっており、アヤカシがどこかに備えているコミカルな要素は、今回あまり感じられません。デザインに従ってか、ツボトグロ自身、かなり強力なアヤカシになっています。
まず、現場の近くに居た源太が報せを受けて迎撃に走ります。
そしてツボトグロと激しい攻防戦に突入!
そこに、やや遅れて丈瑠達も合流。ナナシ連中も大挙登場し、激しい斬り合いに遷移していきます。ただ、今回はやや落ち着いた殺陣を見せるという趣向になっており、ガムシャラに敵を叩くのではなく、敵の真意を探ろうという雰囲気が垣間見られて面白いです。
予想通り、そこに筋殻アクマロも登場。丈瑠の太刀を阻みます。
「アクマロ!何をしようとしてる!?あの直線の意味は何だ!?」
「ほぅ、あんたさん達も気付きましたか。今に分かります!」
シンケンジャーが骨のシタリと同時に、筋殻アクマロの企みに気付くという、三つ巴戦を思わせる構図。ただし、骨のシタリが出てきてシンケンジャーに協力するような形ではありません。このあたり、徹底して侍と外道衆に線引きがなされています。
筋殻アクマロは、この地に最後の楔が打ち込まれるのももうすぐだと言います。楔とは、人の苦しみや嘆きで打ち込む楔のことであるらしい。
源太、流ノ介、千明が筋殻アクマロを抑え、丈瑠、ことは、茉子がツボトグロを追うというチームを編成し、この企みを阻止すべく奮闘を開始します。
と、筋殻アクマロの元に十臓が現れます。
「アクマロ、用向きは分かっている筈だ」
「裏正、でござりましょう?丁度良い。今、最後の楔が打ち込まれる処でござりまする。ほぅら、ご覧なされ」
人々の嘆きや苦しみが青いオーラとなって地上に染みていきます。筋殻アクマロは、人の世では味わえない極上の嘆きと苦しみを見たい、感じたいが為に、「裏見がんどう返し」によって、外道には行くことの出来ない地獄を人の世に呼び出そうとしているのでした。外道衆の中でも、突出してマニアックな趣味を持ち、なおかつ利己的に事を進める人物と言っていいでしょう。筋殻アクマロの持つ「エセ公家」のイメージがピッタリと重なります。
「人の嘆き、苦しみを土地に直列に刻み付けた時、それが楔となって、この世に大きなスキマを作ります。そのスキマの中心となる地を一気に切り裂けば、人の世が裏返り、地獄が顔を見せまする!」
これ、この時点ではイメージシーンなのですが、後に実景として登場します。昔だと、野口竜さんのマット画とかで表現されていたところですね(笑)。目的達成を確信し、せせら笑う筋殻アクマロが実に憎々しく描かれます。これはいわば、シンケンジャーにとっても、外道衆にとっても、危機なのです。
一方丈瑠は、スーパーモウギュウバズーカの「外道覆滅」で、一気にツボトグロの一の目を倒します。
妙にあっさりしてるなと思い、筋殻アクマロ関連のシーンに多くの尺を割くのかと想像していたのですが、まさか巨大戦に多くの尺が割かれるとは...。
ということで、二の目はまず、オーソドックスにシンケンオーで迎撃です。
筋殻アクマロは、ツボトグロの一の目が倒されたと気付きますが、既に十分嘆きや苦しみが楔として成立したと評価しており、余裕の構え。遂に楔は入り、後は十臓の一太刀を望むだけとなりました。が、
「つまらん。それと俺に何の関係がある?」
と十臓はまるで興味のない「作業」を突っぱねるのでした。しかし、筋殻アクマロも落ち着いたもの。
「ありまする。地獄のスキマを切り開けるのは、やはり、外道と人の隙間に居る者。そう、はぐれ外道である、あんたさんの様な...」
と、源太達を撥ね付けつつ、じっくりと十臓の説得にあたります。ここでは、源太達を一撃で一気に倒してしまうという実力を見せています。
一方、シンケンオーは大ナナシ連中の参戦に際し、カブトシンケンオーを出して対抗します。茉子とことはが兜折神と舵木折神を「借りて」出す処が良いです。
続いて、カジキシンケンオーも登場。
これで大ナナシ連中は一掃されます。穿った見方をすれば、今回は年末商戦の決戦アイテムである「牛折神」ではなく、それ以前のアイテム群をアピールする意図があるようです。カブトシンケンオーとカジキシンケンオー、何だか久々に見た気がします。
更に、トラシンケンオーも出して形勢逆転を試みる丈瑠。
対するツボトグロもノサカマタを出して対抗。これには、テンクウシンケンオーで応戦します。
凄い!シリーズ前半のバリエーションがほぼ総登場状態!
そして遂には、ダイカイシンケンオーがイカテンクウバスターを「侍武装」し、「折神大開砲」でツボトグロを撃破します。
何とも凄まじい巨大戦でした。
その頃、源太達はアクマロに痛めつけられており、戦況は圧倒的に不利でした。筋殻アクマロは余裕を保ったまま、十臓に修復した裏正を見せ、協力を要請します。
十臓の答えは、
「興味ないな。俺はただ、裏正が戻ればいい」
というもの。筋殻アクマロは、
「その裏正の為でござります。『裏見がんどう返し』に使えば、閉じ込められた魂が解放されまする故...」
と、協力に伴う「効果」を説明します。唐突でしたが、その唐突さどおりのインパクトが、この後の説明にはありました。それは、
「十臓さん、この裏正、あんたさんの家族で作りました」
という、驚愕の設定。物陰から見守る薄皮太夫をも含め、一同は戦慄します。
「最後まで、人斬りに走るあんたさんを止めたいと願って亡くなった、ご家族で」
この言葉に、丈瑠は例の墓を思い出します。
「言わずにお渡ししたことをお許しくださりませ。が、その裏正で外道に落ちた十臓さんと、二百年の嘆きに染まった裏正こそ、地獄を呼ぶに相応しい」
十臓を止めたいと願う家族の嘆きと苦しみこそが、裏正の本性でした。しかし、裏正は十臓に斬り合いの欲望を増幅させこそすれ、十臓を止める事など出来なかったのです。つまり、十臓は素晴らしい切れ味を示す裏正に魅せられるまま人斬りに走り、裏正はそんな十臓の姿に嘆きと苦しみを増幅させて来たわけです。筋殻アクマロが裏正に期待したのは、このような相乗効果であり、十臓も裏正も、図らずもその期待に応えてきたということになるでしょう。
ただ、十臓が「魂の解放」に興味を抱くかどうかは、別問題ですね。
茉子は、
「家族って...」
と呆然とし、源太は、
「何だよそれ、意味分かんねぇ!」
と憤ります。家族を一つのキーワードとして絆を構築してきたシンケンジャーには、受け入れがたい事実でしょう。
「どうぞ...魂を救うためにも、我の望みを!」
筋殻アクマロのこの叫びに呼応するように、スキマから吹き出した地獄の波動が、列島を裂いて行きます。強烈なカタストロフィのビジュアルです!
「十臓さん、きっと来て頂けるものとお待ちしておりまする。シンケンジャー、もう止められは致しません故、どうか、邪魔立て無用」
波動に巻き込まれ、気を失いつつある十臓とシンケンジャーに、筋殻アクマロは言い放ちます。波動に吹き飛ばされた一同は、一様に昏倒。
最も長く意識を保っていた丈瑠も、とうとう気を失います。危機感溢れるシーンのまま、エンディングになだれ込み、続きは次回へ。
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本当にマニアックというか、しつこいアラ探しですね。
正直、そこまで指摘する必要があるのかって感じです。