今回も新武器登場によるパワーアップ編ではあるのですが、そのあたりを抑え、彦馬をメインに据えるという構成により、爽やかな感動を呼ぶ娯楽編に仕上がっているエピソード。
それでいて、モウギュウバズーカの扱いは、サムライハオー登場編のようなヤケッパチな処理ではなく、彦馬にちゃんと絡ませ、更には徹底してシンケンジャーのピンチを描くことによって、キッチリとインパクトを与えるようになっています。画面に出て来ないながらも榊原家に言及したりと、シリーズ構成的にもバッチリで、緻密かつ大胆な構成力が感じられます。
今回の最大のポイントは、少々口うるさい指導者といったイメージの彦馬が、非常に優秀な人物であるということを示したことでしょう。さらには、志葉家に仕える身であるが故の苦悩をも描くことで、キャラクターの人間的造形の深みが大幅に増しています。シンケンジャー達は、それぞれの家族との関わり合いに特徴的なトピックを抱えていたわけですが、それは彦馬に関しても同様であることが描かれ、若き侍達とその後見人が同じフィールドに立っているという実感を補強しています。要するに、彦馬もシンケンジャーの一員だということが示されたと言っても過言ではないわけです。
ストーリーは、日頃休みを取っていない人に、何とか休みを取らせる為、一同が奮闘する様子をコミカルに描くという王道のパターンに則っています。しかし、そのコメディ部分を存分に成立させた上で、彦馬の家族関係が静かな感動を呼ぶ辺りに、「シンケンジャー」ならではの「生真面目さ」を感じます。最後までドタバタで終わっても充分話は成立するのに、パワーアップ劇や悲壮感といった要素まで盛り込んでしまうとは、実に贅沢です。
その贅沢さは、丁寧な演出にも現れています。緩急取り混ぜたテンポの良さの中に、丁寧な演出が光ることで、重層的な魅力を放っているのです。
というわけで、贅沢なエピソードに相応しく、キャプの取捨選択に物凄く迷ってしまいました。普段よりちょっと大目でお届けします。
冒頭は、黒子にテキパキと指示を出す彦馬の様子から。日々の激務でやや疲れ気味の様子ではあるようです。
最初からいきなり彦馬の有能性をアピールしているわけですが、ちょっと疲れ気味という要素が加わることで、この後の展開を少々分かりにくくしているのは残念なところ。というのも、丈瑠が彦馬に「休みを取らせたい」と思っている本当の理由は、彦馬の墓参りや家族の事なのですが、疲れ気味の彦馬に休みをとらせたいようにも見えてしまったからです。
気を取り直して、場面は志葉家の外にある某所。
明日は、彦馬が墓参りに行く日だという丈瑠。丈瑠は、彦馬に休みを取らせたいという相談を、他の面々に持ちかけるのでした。屋敷では出来ない相談だとして、わざわざ外に出て来たわけです。
彦馬は、かなり昔に奥さんを亡くしており、明日がその奥さんの命日とのこと。実は娘と孫も居るのですが、
「俺を育てることになってから、ずっと離れて暮らしてるんだ。戦いに巻き込まない為に...」
と、丈瑠は彦馬が家族と一緒に暮らしていない理由を語ります。彦馬は、志葉家当主であり殿である丈瑠に仕える身ですから、侍の世界観ではプライベートを犠牲にするもやむなしではあるものの、現代人としての感覚も持ち合わせる丈瑠は、やや引け目を感じているようです。この、「現代人としての感覚も持ち合わせる」という部分、実は後で重要なトピックになります。ここで少しだけ触れておくと、少なくとも「シンケンジャー」開始当初においては、丈瑠の感覚はおよそ侍の世界観そのものだったのですが...ということ。
なお、この丈瑠の相談を聞き、ダイゴヨウは泣き始めてしまいます。下町人情派っぽいのが可笑しいですね。
丈瑠は、去年より戦いが厳しくなっている為、彦馬が休みをとるかどうかを心配しており、何とかしたいという胸の内を明かします。すぐさま千明が、
「分かった。つまり、明日は何があっても、ジイさんには知らせないようにしろって事か」
と応えます。丈瑠は、
「頼む」
と短い返事を返しますが、そこには信頼出来る仲間への、たっての頼みという雰囲気がさり気なく感じられるようになっていて、高ポイントです。
さて、シーンは三途の川へ。今回のアヤカシであるイクサズレが、ナナシ鉄砲隊を指揮していました。
ここのところ外道衆側には、筋殻アクマロ辺りしか新要素がないので、こうした作戦面でのパワーアップを見せるというのは、なかなかいい方法だと思います。
イクサズレの声は、秋元羊介さん。もう秋元さんと言えば、私なんかは「Gガンダム」の東方不敗あたりを思い浮かべてしまうのですが、エキセントリックな部分とスタティックな部分のバランスが非常に素晴らしい声優さんだと思います。今回もさすがで、指揮官的なキャラクターならではの落ち着きと、アヤカシならではのコミカルな部分とを巧くブレンドして演じられていました。「ごわす」が口癖ということは、薩摩を意識しているのでしょうか?
なお、この鉄砲隊は骨のシタリが考案し、組織したもの。その華々しい訓練の様子を紹介し、周囲に自慢しています。
「しかし、鉄砲とは少々野蛮ではござりませぬか?」
というのが筋殻アクマロの反応。やんごとなき雰囲気に則した、やや意地悪な発言といったところでしょうか。
「お前さんだって、口から空鉄砲ばかりじゃないか。これからは飛び道具の時代だよ」
骨のシタリも反撃します。血祭ドウコクは、
「フッ、何一つ変わり映えしない今の有様に、風穴開けてもらいてぇな」
と、無関心を装いつつも骨のシタリを援護。これには筋柄アクマロも、
「申し訳ござりません」
と頭を下げるしかありません。血祭ドウコクとしては、やはり骨のシタリの方にシンパシィがあるということでしょう。
一方、丈瑠達は明日に備え、まずスキマセンサーを源太作の偽物にすり替える作業をしていました。
黒子達が会議を長引かせている間、本物のスキマセンサーを流ノ介の部屋へと運ぶ手筈だったのですが、彦馬は思いのほか早く現れてしまい、一同は大慌て。この狼狽振りと稚拙な誤魔化し振りが非常に笑えます。
何とか源太の服の腹の部分に隠して運ぼうとするのですが、ただならぬ雰囲気に彦馬が気付かぬわけもなく、源太の不自然な腹を指摘します。それに対し、ことはが「便秘」だと説明する等、てんやわんや。
どう見ても明らかに源太の腹は妙ですが、これはまぁ物語の方便というヤツで、いちいちツっこむのは粋じゃない(笑)。そこも含めて笑ってしまいましょう。とりあえず、流ノ介と源太は無事にスキマセンサーを運び去ることが出来ました。
源太「しかし、便秘はねぇよな、ことはちゃん」
流ノ介「仕方ないだろ。今日から便秘キャラで行け」
源太と流ノ介も、コンビでこんなノリを披露するに至ってたんですねぇ。前回の千明とのコンビネーションといい、実は流ノ介が最も「他人に歩み寄れる」キャラクターだったのかも知れません。侍としての信念が頑なであるだけに、ギャップが面白く映ります。
千明の、飯はまだかという問いに対し、彦馬は榊原家から野菜が届いていて、仕度が進んでいると答えます。そして、野菜と一緒に、ヒロが頑張ってモヂカラの勉強をしているという手紙が入っていたと報告します。丈瑠は、ヒロの頑張りを知って嬉しそうな表情を浮かべています。丈瑠は自分と同じような境遇にあるヒロに、特別なシンパシィを抱いているようです。
日付は変わり、イクサズレが人の世で鉄砲隊の訓練をしようと出現します。
流ノ介の部屋の押し入れに仕掛けられたスキマセンサーに反応があります。どうも流ノ介は源太と共に寝ずの番をしていたようです。流ノ介はしっかり正座、源太は居眠りという対比がこれまた可笑しさを生み出します。
予定通り、彦馬は出かける準備を整えていました。丈瑠達は、何とか彦馬を誤魔化しつつ、出陣していきます。ここでもドタバタが繰り広げられます。特に丈瑠の焦りが可笑しい。
さて、無事(?)出陣してきたシンケンジャーでしたが、これまでの外道衆にはない、チームワークを鍛えられた鉄砲隊と、イクサズレの射撃の腕の前に、かなりの苦戦を強いられます。
千明と源太が銃撃を食らってしまうという状況の中、丈瑠が烈火大斬刀で何とか銃撃を防御し、その背後から流ノ介とことはが飛び道具で対抗。イクサズレ達を一旦撃退することが出来ました。
「ナナシに鉄砲持たせるなんて、考えたよね」
茉子はすぐさま戦果を分析します。丈瑠も同じ事を考えており、
「こっちも戦い方を考えないとな」
と言い、一旦屋敷に戻ることにします。しかしながら、どうも戦い方を考える暇はなかったようで...。
帰ってみると、何と彦馬はまだ出掛けていませんでした。負傷している千明と源太を見て、訝しげな表情を浮かべる彦馬。
「稽古が盛り上がっちゃって...なぁ、源ちゃん」
「そう、ほら、俺には便秘もあるからね...」
と実に苦しい言い訳でしたが(結局このウソはバレてた訳で...)、丈瑠達が早く出掛けた方がいいと勧めるので、彦馬は出かけて行きました。丈瑠はひと安心の様子。
この丈瑠の穏やかな表情を見て、ことはは、
「殿様、ほんまに優しいんですね」
と微笑みます。
「え?」
あからさまに動揺する丈瑠。ホントに人物の機微が的確に表現された演出です。
「彦馬さん大事にしてはって。家族の事もちゃんと」
ことはのこの言葉に続き、源太と流ノ介が、
「そりゃ、育ての親だもんな」
「親孝行ってヤツですか?」
と続けます。丈瑠は照れ隠しも兼ねてか、
「そんないいもんじゃない...今までは、ジイが墓参りに行かない時があった。俺が寝込んだり、ナナシの動きが活発だったり。それでも俺は何もしなかった。侍なんだから仕方ないし、当然だってな。でも、こないだの茉子の家族とか、色々、お前達もそういう...つまり、ジイにもお前達みたいに、持ってなきゃいけないものがある。そう思った。それだけだ」
と言います。
前述の、丈瑠が「現代人としての感覚も持ち合わせる」という部分、そこに至った理由が、ここにあります。つまり、これまでは彦馬が奥さんの命日に休みを取らなくても、丈瑠的に当たり前のことだという感覚があったわけです。そして、流ノ介、茉子、千明、ことは、そして源太との関わりを経て、侍でありながらも、あくまで一人の人間として普通に大事なものがあるということを理解し、彦馬にもそれがあって当然だと思えるようになったのです。これはつまり、丈瑠の形式上の「強さ」の裏返し。何を以って「強い」とするかという問題にもなってきます。そして、次回の予告を見る限り、その辺りにメスが入れられるのではないでしょうか...。
しかし、千明達の反応は当然明るいものになります。
千明「なんつぅか、いいんじゃないの?」
茉子「正直、協力してくれって言っただけで驚きだったけど」
流ノ介「殿!私何故か、感動してしまいました!」
こんな感じ。
「もういい!」
丈瑠は照れが限界に。こういう不器用な反応の可愛らしさも、丈瑠の魅力です。
そこに、黒子が沢山の書類を運んで来ます。
「ジイの仕事だ。今日戦ったアヤカシの記録と、戦いのデータ。黒子の割り振り、勘定方の報告書...」
その上、さらに食料調達に献立も加わります。彦馬は一人で、これだけの仕事をこなしていたのです。セリフだけだと説得力に欠けますが、これだけの書類の山を見せることにより、ビジュアルでの実感を与えています。源太は突如、
「さぁてと!帰るか」
と言って志葉家を後にしようとしますが、そこは当然強制的な協力を求められます。流ノ介と千明が引きとめ、源太も彦馬の仕事の一端を手伝うことに。コミカルで説得力のあるシーンが連発されるので、ライトな感覚でありつつ、非常に見応えがありますね。
一方、骨のシタリは「今度こそ本番だ」とイクサズレに指示していました。つまりは、まだ本領発揮ではなかったということですね。
丈瑠達は、真面目に「ジイの仕事」をこなしていきます。
千明や源太が飽きてきた頃、黒子によって元通りに取り付けられたスキマセンサーが、イクサズレに反応します。
颯爽と出陣した丈瑠達でしたが、黒子の人数がやけに少なく、横断幕も中途半端...。
黒子の手配は、ことはが担当したらしく、
「ごめんなさい。うち、色々間違えたかも」
と反省の弁を述べています。ここをあくまでコミカルに仕立て上げたのは、この先に待っている危機とのコントラストを狙ったものと思われます。また、黒子のコメディアンとしてのキャラクター性も、存分に生かされたものとなっています。
何はともあれ、変身する6人。
黒子は個々人の名乗りに併せ、小さい横断幕を構えるのに大忙しです。ここでの黒子達もまた実にコミカル。
待ち受けるはイクサズレ率いるナナシ鉄砲隊。かなりの自信を湛えつつ、イクサズレは開戦を宣言します。
ナナシ鉄砲隊に対し、丈瑠はスーパーシンケンレッドに変身して対抗し、すぐさま作戦を指示します。全員が狙いをつけられるまでに動き、先にナナシ連中を一掃する作戦です。作戦は図に当たり、次々とナナシ鉄砲隊は撃破されていきます。慌てるイクサズレを源太が攻め、一時は怯ませるまでに至るのですが...。
源太は突如、別方向からの銃撃を受けてしまいます。変身が解け、倒れる源太!
非常に痛々しい描写が衝撃的です。先程までのコミカルな描写とは打って変わって、一気にテンションが高まります。
実はナナシ鉄砲隊は谷を囲む程大勢居り、シンケンジャーは完全に包囲されてしまいました。
数と遠距離攻撃に物を言わせる作戦で来たわけです。何となく、長篠の合戦を彷彿させます。まぁ、長篠の合戦における信長の作戦ほど巧妙でなかったことが、イクサズレの敗因と言えなくもないですが。
シンケンジャー絶体絶命の時、黒子達が援護するという、いいシーンが挿入されます。黒子はモヂカラこそないが、立派な侍なのだという精神が、ここに生きていました。しかし、黒子の援護を以ってしても、状況は打開出来ません。
するとそこに、彦馬がバイクで颯爽と登場!
ナナシ連中をバイクで蹴散らし、パワフルなアクションで何体かを撃退します。
正に「格さんアクション」。伊吹さんが出演されていた頃の「水戸黄門」をそのまま見ているかのようなアクションが嬉し過ぎます。そして、彦馬の格闘能力の高さをも照明するカットになりました。
持ってきたモウギュウバズーカを、丈瑠に投げ渡す彦馬。丈瑠はモウギュウバズーカを構えると、光弾を連続発射し、ナナシ鉄砲隊をたちまち一掃してしまいます。
モウギュウバズーカは牛折神の力を秘めた武器であり、牛折神について研究を重ねてきたヒロだからこそ、作ることの出来た武器です。実は昨日、榊原家より届いた野菜と共に送られてきたヒロの手紙に、今日モウギュウバズーカが完成するとの報告があった為、彦馬は墓参りを返上して榊原家へ足を運んだのでした。
「早速取りに行ったのだ。殿達が隠し事をしているお返しに、内緒でな」
と茶化すように今日の行動を明かす彦馬。更に、
「お前達の怪我が、稽古で付くものかどうか、分からぬワシではないぞ!その前にな、スキマセンサーもお粗末過ぎたかな」
と、丈瑠達の優しい企みを見抜いていた、見事な眼力を示します。
「殿や、皆の気持ちは有難く...が、今は外道衆を倒すことこそ先決!それに、殿や皆のことこそ、このジイにとって何より...」
丈瑠に頭を下げる彦馬が、厳しさと優しさを兼ね備えた武人としての、荘厳な雰囲気を感じさせて素晴らしいです。
「三文芝居はそこまででごわす!」
イクサズレの憎々しい言葉で、再び戦闘開始。一気に斬り込むは丈瑠。スーパーシンケンマルとモウギュウバズーカを両手に構えつつの、高難易度アクションが大迫力です。
彦馬の助言で、スーパーシンケンマルとモウギュウバズーカを合体させ、「最終奥儀ディスク」をセット。「スーパーモウギュウバズーカ・外道覆滅」がイクサズレを粉砕します。
二の目は、モウギュウダイオーと、戦えない源太の代わりを張りたいと張り切るダイゴヨウで迎撃します。ダイゴヨウは、そのやる気を受け止めた千明の「何かよう分かんねぇ合体」のコールにより、シンケンダイゴヨウに合体します。
一方、外道衆も大ナナシ連中によるナナシ大筒隊を繰り出します。
徹底してます。巨大戦を適当に処理しない姿勢が嬉しいですね。この大筒隊はなかなかの戦力であり、モウギュウダイオーとシンケンダイゴヨウを苦戦させるに充分なレベルでした。
ここでも彦馬の叫びが丈瑠に届きます。彦馬の助言により、モウギュウバズーカに「大変化」を適用し、二丁拳銃で対抗する丈瑠!
ダイゴヨウも思わず「カッコいい...」と呟きます。
シンケンダイゴヨウの援護もあって、戦況をものにしたシンケンジャーは、モウギュウダイオーの猛牛大回転砲でイクサズレを遂に撃破します。
エピローグはやや夕焼けがかった風景で。
帰り道とは反対方向に歩いて行く丈瑠。それを彦馬が引き止めますが、ふと見上げると、橋の上に彦馬の家族が。彦馬の顔に、少しばかりの緩みが...。
彦馬の孫が可愛く手を振るのを見て、彦馬の心中には、一緒に居てやれないやるせなさと、一緒に居ないからこその安心感とが混然としていたのではないでしょうか。
伊吹さんの一瞬の表情に、その全てが表現されていたように思います。さすがですね。素晴らしいという一言に尽きます。
丈瑠に一礼だけし、何も言わず屋敷へと帰っていく彦馬には、再び厳しい表情が浮かんでいました。
もう素晴らしすぎて、何も言うことがありません。あらゆる要素がバランスよく配されたエピソードでしたが、この締めの素晴らしさで、正に燦然と輝く傑作エピソードとなりました。丈瑠達と彦馬の「双方向性」も見事に描かれましたね。
いさ坊
こんにちは。いつも読ませていただいております。
毎回、書かれる内容に感心しきりです!
今回のお話は、本当に良かったですよね。彦馬さんのアクションも見られましたし。かっこよかった!
丈瑠と彦馬さんの話は、なんといいましょうか気持ちがじんわりと暖かくなりますね。
余談ですが、彦馬さんが郵便物の整理をしておりました際、丈瑠宛の住所が「志葉町」となってましたね。志葉家がこの辺りの名士という設定がさりげなく表現されていて、うまいなぁと思ってしまいました。
Ringo
いつも読ませていただいています!!
今回のストーリーは子供と見ていながらちょっと
ウルウルきてしまいました。。
本当にいいお話でしたね。
彦馬さんの演技の重厚さがシンケンジャーに厚みを
持たせていますね。この存在感、さすがです。