第三十三幕「猛牛大王」

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 牛折神登場編の後編。パワーアップ劇の亜流である「脅威として登場した武器を味方につける」という展開は割とオーソドックスながら、そこに血脈と共に受け継がれた想いという、かの上原正三先生の十八番を彷彿させる要素を盛り込んで、一筋縄ではいかない作劇を披露してくれました。また、その流れに沿って、キーキャラである藤次の隠していた真意を露見させていくあたりも見事で、ヒロ中心の前回に対して、今回は藤次中心で回して行くことにより、コントラストを付けています。


 こうしたドラマ部分を充実させる一方で、見せ場の作り方も一流。十臓と薄皮太夫の再登板に伴うアクションの充実や、牛折神関連の、ミニチュアを多用した迫力ある特撮シーン、モウギュウダイオーの登場による、主な商品購買層へのアピール。どれをとっても良質の出来栄えです。


 では、多くの見所から注意深く抽出してみましたので、お付き合い下さい。

 冒頭は、前回のあらすじと、その直後の藤次の様子を映し出し、オープニングに突入します。したがって、本当の本編はCM明けから。


 まずは六門船のシーンより。牛折神のことを知った血祭ドウコクは、それに何となく興味を持ってはいるものの...というところから開始。骨のシタリは、


「折神なんて必要だとは思わないがね...。それにしてもアクマロの奴、ハッポウズばかり働かせて、自分は何をしているんだか」


と、筋殻アクマロ嫌いを前面に押し出した発言。血祭ドウコクも、大方の推察どおり筋殻アクマロを気に入ってはいないようで、


「ま、適当に遊んでるうちは好きにさせとけ。遊んでるうちはな...」


と、余裕を見せています。

骨のシタリと血祭ドウコク

 この余裕こそが血祭ドウコクの真骨頂。ちょっと話は飛びますが、血祭ドウコクのキャラクター性は、最近実写劇場版が世界的に大ヒットを記録している「トランスフォーマー」の、初代アニメ版における悪のボス・メガトロンによく似ています。メガトロンは部下の裏切りに際しても余裕を持って対処し、敢えて許す事により、自分の威厳を誇示するキャラクターでした。血祭ドウコクには、「敢えて許す」という要素は希薄ですが、類稀なる実力に裏打ちされた余裕が強く感じられます。実際、血祭ドウコクは殆ど実力を見せたことがないのですが、それでも異様な強さを感じさせているのが巧いのです。


 ここで薄皮太夫の三味線の音色を真似するススコダマを登場させ、そのままシーンを薄皮太夫に切り替えるという、秀逸な場面転換が見られます。こういった職人芸的なエッセンスには、視聴者をハッとさせる効果がありますね。


「十臓め、死んだか...」


 前回のラストで折れた裏正を見つけた薄皮太夫。その裏正の成れの果てを見た彼女は、十臓の死を確信し、裏正の残骸を海に投げ捨てようとします。そこに筋殻アクマロの声が。


「これは乱暴な。折れたとは言え、滅多にない貴重な刀」

薄皮太夫と筋殻アクマロ

 薄皮太夫は、筋殻アクマロとは初対面であるようです。この件そのものに関してはさしたる驚きを感じさせませんが、この後、十臓と筋殻アクマロの面識があったことが判明した時、薄皮太夫の「初対面」との対比により、印象を強くする効果を生んでいます。

 まずは、裏正が筋殻アクマロの作った物だと判明。軽く十臓との関連性を匂わせています。


「渡す相手も吟味の上。そう簡単には死にません」


 筋殻アクマロは、十臓が死んでいないことを知っており、しかも、裏正を手渡した時点で、十臓の「成仏出来ない」性質(?)を見抜いていたことを誇るのでした。筋殻アクマロは、「暇つぶし」に自分の為に働いて欲しいと薄皮太夫に告げます。


「タダでとは申しませぬ」


という筋殻アクマロ。しかも、薄皮太夫一人だけではなく、十臓とも一緒に働いて欲しいなどと言うのでした。

 ここで裏正の片割れを見つめる十臓の姿が、一部だけ映るというカットを登場させ、期待を煽ります。

十臓

 クールな演出が冴え渡っていますね。なお、筋殻アクマロの言う「タダでとは申しませぬ」との言は、単なる甘言ではなく、後で具体的に判明します。その「報酬」が具体的なればこそ、十臓と薄皮太夫が動いたのも納得出来るというものです。


 一方、ようやくここでシンケンジャー側のシーンに移ります。丈瑠達は牛折神を見失ってしまい、焦り始めていました。


 その頃、牛折神は角に巻きついて引き摺っていた、大ナナシ連中の鎖が鉄塔に絡まり、一時その動きを止めていました。

牛折神

 何気ない「鎖」という要素を巧く活用しています。

 牛折神の内部で目を覚ましたヒロは、


「じいちゃんの言ったとおりか」


と後悔の念にかられるのでした。一応、諦念と共に藤次サイドへと心情が揺れているのに注目しておくと良いでしょう。


 さて、夜も更け、牛折神探しに詰まった丈瑠達は、ヒロと藤次の家にやってきます。そこで自然に作戦会議然とした会話が繰り広げられます。それは、ことはの何気ない一言から始まりました。それは、折神を使ってヒロを探し出すことにより、牛折神の居場所をも突き止めるというものでした。

ことは

 この一連の会話は結構秀逸なので、そのまま採録してしまいます。ことはの、鋭敏な感覚に基づく素直な発想と、各キャラクターの反応、そして途中に割り込んでくる藤次の演出する緊張感が素晴らしいです。


丈瑠「折神を使ってヒロを?」

ことは「ヒロ君がお屋敷に忍び込んだ時、折神達が、皆ヒロ君の所に集まって来たじゃないですか。あんなん初めてやし、牛折神のこともそやけど、ヒロ君、折神と何か通じ合ってるんちゃうかなぁって」

千明「だとすると、折神達を放せば、ヒロんとこへ行くかもってことか」

源太「ことはちゃんらしい、可愛い発想だな。それだ!」

藤次「牛折神と通じ合うなど有り得ん!折神がヒロの元へ集まるのは、ヒロのモヂカラの所為だ。普通のモヂカラは力を放つが、ヒロのは力を集める方により強い。だから折神達も吸い寄せられて行くんだ」

流ノ介「力を集める...?」

茉子「とにかく、ことはの作戦は正しいってことよね」


 ことはの言う、ヒロの「折神と通じ合う」能力は、結局的を外していたわけですが、そうであってもヒロを探し出す手段としての着目点は完璧だったわけで、思い付きがそのまま予定調和へと陥っていくというパターンを巧く回避しています。しかも、ヒロの特殊なモヂカラの本質を、藤次だけが分かっているという事を示し、藤次の本意をそれとなく匂わせているのがいいのです。


 丈瑠達は、早速折神を離してヒロの探索を開始します。ここで源太が「発明家」らしく、


「力を集めるねぇ...牛折神は力を発散し過ぎてんだから、そこんとこ、どうにかなる気がするなぁ」


という意見を述べます。すると、


「なるか!馬鹿モン!」


という藤次の鋭い一喝が。これには源太も、


「何だよ、怒んなくってもいいだろ!」


とやや怯みます。藤次は、


「...ったく、教えもしないのに、何故皆同じことを!あんなもん、もっと早く壊してしまえば...」


と、過去、そして現在にかけて同じ発想をする者が散見された事実を吐露するのでした。

藤次

 後から詳細は判明しますが、一応ここで整理しておくと、この「同じ発想をした者」は、源太そしてヒロは勿論、ヒロの父親も含まれます。しかも、元を辿れば、他ならぬ藤次本人も、その発想の元となる想いを抱いていたのでした。


 その頃、筋殻アクマロに雇われた薄皮太夫は、


「まだバラバラになっていなかったようだな。こんな処で何をしている?」


と、十臓に接触していました。


「俺の代わりに、こいつがバラバラになった。あの時の心地良さ。思い出しては味わっている。ずっと」


 十臓は折れた裏正を見つめては、丈瑠との斬り合いにおける快感を想起させ、悦に入っていました。

十臓

 薄皮太夫は、


「...外道に堕ちる程の欲望、たった一度の戦いで晴れるとは。そんな筈はあるまい。わちきと同じだ。外道に堕ちる程の未練。この三味と、お前の裏正、元に戻せると...アクマロの伝言だ」


と、筋殻アクマロによる依頼を伝えます。外道に堕ちる程の未練を、三味線と裏正に投影し、それぞれシンボライズすることで二人の類似性と相違性を浮き彫りにしているのが見事ですね。

 ここで十臓は、


「筋殻アクマロか」


と呟きます。「アクマロ」と聞いて「何者だ」と訊かず、「筋殻アクマロ」と正式名を呟くことにより、十臓と筋殻アクマロの面識を視聴者に理解させています。


 翌朝、折神達が戻って来て、ヒロが見つかった事を報告します。ことはの掌に乗って身振り手振りする猿折神が実に可愛く、言葉こそありませんが「饒舌」です。ヒロの居所判明を知り、藤次は丈瑠に「砕」のディスクを手渡します。

砕ディスク

 藤次は、牛折神からヒロを引き離してくれと、丈瑠に頭を下げるのでした。藤次が始めて丈瑠に頭を下げた瞬間です。この瞬間の為に、丈瑠をまるで殿様扱いしないキャラクターに仕立て上げていたと言っても過言ではないでしょう。

 丈瑠は、この藤次の行動に対し、


「どうして?あの仏壇の写真...ですか?」


と素直な疑問をぶつけます。口を紡ぐ藤次の様子を見た丈瑠は、流ノ介達を先に行かせ、藤次と二人っきりになります。要所要所で見られる丈瑠のこうした配慮には唸らされるものがあります。


 藤次が重い口を開き、榊原家三代に渡る牛折神への挑戦を語り始めました。


 仏壇の写真の男女は、予想通り藤次の息子夫婦で、ヒロの両親でした。ヒロの父親も、ヒロと同様に牛折神の制御方法を思案していましたが、ヒロが4歳の時、山の事故で妻共々死んでしまったというのです。この痛ましい事故に際し、藤次は、


「牛折神の所為だと思った。あんなものを動かそうとするから...。榊原の人間は、封印を守ってりゃいいんだ。だからヒロにも父親の事は何も」


と、本来の因果関係のない事柄を結び付けてしまったのです。悲劇的に過ぎる出来事に対しては、深層心理で納得すべく、別の原因を結び付けてしまうものであり、この藤次の心理は非常に納得出来ます。特に日本における御霊信仰、祖霊信仰といったものの基盤には、こうした心理があるものと分析出来る側面があるでしょう。

 ただ、ここで私の予想と反して、このような宗教的展開にしっかりと釘を刺して来るのです。それは、丈瑠の、


「でも、ヒロはお父さんと同じ事をしようとしてる」


という一言でした。藤次はこれに応え、


「どんなに厳しく言っても聞かん。あんなに小さかったんだから覚えてる筈はないんだ。それなのに...」


と嘆くのですが、丈瑠は自分自身の父の「強くなれ」という言葉を思い出し、


「覚えてますよ。どんなに小さくても、絶対に忘れない。例え、牛折神から引き離しても、受け継いだ想いからは引き離せない」


と、優しく、しかし強い口調で藤次に語るのでした。

丈瑠

 丈瑠の言葉は、「牛折神の祟り」といったものを一切否定してはいないのですが、それを異常なまでに恐れているのは、藤次ただ一人だということを指摘しています。更には、父親の想いがヒロに継承されているということを、自分自身の経験に重ね合わせて語ることにより、そこに「魂の継承」を思わせる崇高さを漂わせ、藤次の心に響かせています。

 少々強引な論ではありますが、丈瑠は「魂」の在り方をネガティヴな「呪い」からポジティヴな「想い」へと転化したと言えるでしょう。だからこそ、クライマックスにて藤次は、ヒロの元へ「砕ディスク」ではなく「全ディスク」を届けたのです。


 丈瑠は、「砕ディスク」を藤次に返し、ヒロの元へ向かいます。


 流ノ介達の道中、同じく牛折神の元へ向かっていたハッポウズ率いる外道衆と鉢合わせになります。ここで素面でのアクションが大充実!

 特に、流ノ介の舞を思わせるアクションと、千明のアクロバティックな動きを交えたアクションに目を奪われます。勿論、女性陣も充実した殺陣を披露してくれました。源太が素手でナナシ連中をなぎ倒していく様子も実にパワフルです。


 今回の変身は、2人一組で変身していくという趣向になっており、これが実にカッコいいのです。

一筆奏上!一貫献上!

一筆奏上!

一筆奏上!


 変身して一気に形勢逆転かと思いきや、ハッポウズに斬りかかる丈瑠を、十臓が阻止します。

ハッポウズ、十臓、シンケンレッド

十臓「まだまだ成仏出来ないようだ。裏正が元通りになるまで、勝負はお預けだ。今は雇われの身」

太夫「アクマロからこやつらの足止めは頼まれた。行け」

ハッポウズ「アクマロ様が?有難い!」


 筋殻アクマロに頼まれたのは、あくまでシンケンジャーの足止めであり、十臓の眼中には丈瑠との再勝負はありません。裏正あっての十臓であることが、一連のシーンから読み取れるようになっています。特に、十臓が流ノ介に蛮刀を振り下ろした際、蛮刀の尺が足りずに斬り損ねたのを受け、


「裏正ならば...」


と呟くあたりに、それが現れています。一方、自らの太刀筋をことごとく阻止する茉子に対し、


「ほう...以前とは違うな」


と呟く薄皮太夫も秀逸。

シンケンピンク VS 薄皮太夫

 それぞれが、これまでの戦いを踏まえた発言をしているところに、充実振りを感じます。


 流ノ介達が十臓と太夫を抑えている間に、丈瑠は牛折神の元へ急ぐことに。

シンケングリーン、シンケンブルー VS 十臓


 同じ頃、ヒロは「王」のモヂカラをディスクに注いでいました。モヂカラをかなり消耗している様子です。

 そこにハッポウズが現れ、ヒロの行動を阻止しようと襲い掛かってきます。牛折神の中に入って来た丈瑠は、ヒロを助けることが出来ましたが、再び牛折神は暴走を始めてしまいます。

牛折神

 丈瑠が、


「ヒロ、続けろ!」


とヒロを促し、ハッポウズが、


「もう遅い!諦めろ!」


と牽制。テンションは最高潮です。そこに、何と藤次がディスクを持参して現れます。暴走を始めてからだと入れそうにないので、直前に何とか入って来たものと思われます。

 藤次が持参したディスクを「砕ディスク」だと認識した丈瑠は、藤次を制止しますが、実は藤次が祠にはめ込んだのは「全ディスク」でした。

全ディスク

「ヒロ、こいつはお前の父さんが、お前のモヂカラに合わせて作ってたディスクだ。いつか、お前ならと」

「え?」


 丈瑠とハッポウズが激しく斬り合う中で、藤次とヒロの静かな会話が続くという、シュールな光景が繰り広げられます。が、滑稽ではなく、むしろ静と動のコントラストがヒロと藤次の会話の印象を強めています。


「お前の父さんにな、牛折神を動かせと言ったのは、このわしだ!わしも昔、こいつを操れるんじゃないかと思ってた。だがその所為でお前にまでと思うと、怖かった」

「じいちゃん...」

「だが、お前達が想いを受け継いでくれたっていうのに、大元のわしがこれじゃ、みっともない。そうだろ?」


 大きく頷き、藤次の手をとるヒロ。

受け継がれる思い

 前述した「魂」の意の転化が、藤次の恐れを払拭せしめた瞬間です。藤次の息子、即ちヒロの父親という存在は既に失われてしまいましたが、藤次の抱いていた思いは確かにその故人を介して受け継がれていたわけで、藤次とヒロが手を取り合う瞬間は、正に想いの継承を確認した瞬間です。ちょっとウルッと来てしまう、いいシーンです。


 インロウマルでスーパーシンケンレッドとなった丈瑠は、ヒロの邪魔をするハッポウズを排除すべく奮闘を開始。しかも、このままでは牛折神が街に入ってしまうという、タイムリミット劇も付加されます。一端、藤次とヒロの会話でスタティックな雰囲気を作り出しましたが、ここで一気にドライブをかけてきて、ダイナミックに展開します。

 テンションは再び上昇。藤次はヒロに集中を促します。


「お前のモヂカラが牛折神の余計な力を吸収する筈だ。続けろ!」


 ヒロが力を振り絞って「王」のモヂカラを込めると、「全ディスク」が遂に完成形に達し、牛折神の制御の成功します。

藤次とヒロ

全ディスク

 街へ落下していく牛折神は、その瞬間、空中を蹴って空に舞い、街は難を逃れます。ここの演出、超良質です。

 同時に、丈瑠はハッポウズの一の目を粉砕。空中を猛進する牛折神から排除されたハッポウズが、空中で爆発するという演出が、これまた冴えています。


 ハッポウズは直ちに二の目で巨大化。息巻くハッポウズに対抗する手段は...?


 その時、洞窟然としていた祠の周囲が、他の折神のコクピットと同様の内装へと変化します。

藤次、ヒロ、スーパーシンケンレッド

 折神のコクピットと、封印の祠の室が同質のものであることを映像で見せることにより、コクピットの空間に漂う神秘性が強化されました。


「これで、牛折神も仲間だよ」

「ああ。今度は俺が受け継ぐ番だな」


 丈瑠は、牛折神を「侍変形」させ、モウギュウダイオーを完成させます。


「モウギュウダイオー・天下一品!」

モウギュウダイオー

 モウギュウダイオーの威容を目撃した薄皮太夫と十臓は、


「これ以上は無駄だな」

「雇われ仕事ならこの程度か」


と去って行きます。引き際の良さが二人のクールさを引き立てており、傭兵というタームに漂う後味の悪さを払拭しています。


 一方、モウギュウダイオーは「猛牛砲」をハッポウズに炸裂!

猛牛砲

 さらに、「猛牛大回転砲」で止めを刺します。

猛牛大回転砲

 ディスクの機構を生かした回転ギミックが、ド派手に効いています。


 エピローグ。榊原家に集う一同が描かれます。


「殿様!牛折神の調子が悪くなったらいつでも言ってよ。俺、もっとモヂカラ勉強しとくし」


とヒロ。

ヒロ

「ああ、頼りにしてる」


と丈瑠。ヒロの想いが今度は丈瑠に託され、互いにそれを確認する爽やかな会話でした。

 藤次は、山の幸を丈瑠に手渡します。


「世話になった」


と少々ぶっきらぼうな言い方でしたが、丈瑠達を見送った後は、ヒロに笑顔を向けていました。最後まで「頑固ジジイ」の姿勢を見せた藤次のキャラクター性は、ヒロの中に想いの継承を確認した後でも、ぶれることはありませんでした。

 やはり、「シンケンジャー」はゲストキャラも強力。ストーリー共々魅力的ですね。