孤門はいよいよフォートレスフリーダムへと案内され、厳しい訓練が始まった。訓練の様子を見た凪は、孤門が適任かどうか疑問を持つ。
孤門が訓練を続ける頃、またもビーストが出現し、ナイトレイダーはスクランブル。生存者救出のため、別作戦を展開する。作戦が終了したとき、またも凪は謎の男を目撃する。
一方、休暇となった孤門はリコと3週間ぶりに会うことが出来た。訓練は終了し、ナイトレイダーに配属される。その夜またもビースト出現、複数の個体が融合し、巨大化! 「人質」をとったビーストへの攻撃をためらうナイトレイダーだったが、そこで凪はまた謎の男を目撃。直後、孤門の見た銀色の巨人が出現した。凪は巨人をビーストと見做し攻撃する!
解説
ナイトレイダーの詳細が語られ、ディバイトランチャーの使用法など、各メカの機能がじっくりと描写される。孤門の訓練も描写され、MATの訓練を彷彿とさせる野戦訓練がリアルな感触で迫る。
ペドレオンも融合し巨大化。CGではなくウルトラならではの着ぐるみ怪獣となってウルトラマンとの戦闘に臨む。CGと異なる迫力は着ぐるみならではのものと言えるだろう。
一方、ナイトレイダーが人命救助を優先するかどうかというポリシーが吉良沢のセリフから伺え、人命救助を生業としてきた孤門の葛藤が展開されそうだ。既に凪は孤門の批判者として配置されており、凪こそがナイトレイダーのポリシーを体現するキャラクターだと言えよう。これは「帰ってきたウルトラマン」で見られた岸田と郷の対立の構図によく似ている。
ウルトラマンの出番は、前回ほどではないが、まだ少なめ。しかし姫矢がエボルトラスターを掲げて変身するシーンがしっかりと盛り込まれ、ウルトラマンが巨大化する御馴染みのバンクが、ウルトラのアイデンティティを強烈にアピールする。