「ウルトラ超合金」第4弾は、ウルトラマンA。帰マンに続いてウルトラ5番目の兄弟の登場だ。
数々のウルトラマンの中でも特異なスタイルを持つエースだが、少し大きめの頭部などその独特の体型をうまく再現しつつ、ヒロイックなフィギュアとして成立する秀逸なスタイルを誇る。
ウルトラ超合金シリーズとして見た場合、帰マンほどの豊富な武器オプションは望めないエースだが、その代わりにマニアックに過ぎる2種の武器「エースブレード」と「ガスタンク爆弾」を付属させるという凄い仕様。このシリーズの要である可動に関しては、スタイリングを重視したのか少し可動域が狭くなってしまった感がある。
しかしながら、帰マンより更に商品化の機会が少ないエースが、可動フィギュアとして発売されたことには大きな意義がある。兄弟中でも光線技の最も多いエース。ポーズをとらせる楽しさは一際高い。
劇中でおなじみ、見上げ気味のアングル。大きめに見える頭部造形こそがエースのスタイル。
頭部アップ。ソフビのウルトラヒーロー・シリーズの完成度を継承する頭部造形。エネルギーホールがちゃんと開いているのが嬉しい。
高速回転しながら巨大化する変身シーンのポーズ。さすがに少し無理がある…。
ウルトラマンA出現。エースの場合はかなり胸を張ったポーズとなる。
メタリウム光線発射準備。大きく後方に振りかぶって…。
メタリウム光線! ウルトラ史上最も美しい光の奔流の一つに挙げられる光線が超獣を撃退する。
パンチレーザー。メタリウム光線を放つ前のジャブとして放たれるピンポイント光線。
最強の超獣ジャンボキングを倒したギロチンショット!
すれ違いざまにドラゴリーを斬り倒したエースブレード逆手斬り。
ガスタンクをカラータイマーから放つウルトラ念力で爆弾に変換、ペロクロンII世を粉砕した。
磔にされた4兄弟から送られた最後の切り札・スペースQを今こそ放つ時!
エネルギーホールの上部で球状に圧縮したエネルギーを…。
憎きエースキラーめがけて狙いを定め…。
投げつける!!
「優しさを失わないでくれ。弱い者をいたわり、互いに助け合い、どこの国の人たちとも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。たとえ、その気持ちが何百回裏切られようと。それが、私の最後の願いだ。」