M78星雲・光の国の、宇宙警備隊隊員。特に優秀な戦士団であるウルトラ兄弟6番目の弟とされ、ウルトラの父とウルトラの母の実子である。
ウルトラ兄弟の中で、最も高い戦闘ポテンシャルを秘めており、素早い動きと強力な必殺技で強大な怪獣を撃退してきた。一方で、非常に優しい心を持った真のヒーローだ。
東光太郎と一心同体となって地球に留まっていたが、Uキラーザウルスを封印すべくウルトラ四兄弟が地球に再来したのをきっかけに、光の国に帰還した。その際、東光太郎の存在がどうなったかは不明。その後、光の国で教官としてメビウスを鍛えた。
ヤプール復活によってウルトラ兄弟とウルトラマンメビウスがピンチに陥った際、ゾフィーと共に戦闘に参加。引き続きメビウスを援護すべく再度地球へと向かおうとするが、メビウスの仲間の存在を信頼するゾフィーにより、制止される。
だが、来るべき「途方もない脅威」に備えるべく、メビウスに代わる地球の守りとして派遣されることとなる。
エンペラ星人によって暗黒に包まれた太陽を、兄弟と共に復活させた。(声:石丸博也)
データ
- 身長
- 53m
- 体重
- 55,000t
必殺技・武器
- ストリウム光線
- 両腕を引き絞り大気中のエネルギーを充填した後、腕をT字型に組んで発射する、強力無比の必殺光線。「ストリウム光線!」の掛け声を発するのが特徴。
- キングブレスレット
- 左腕にはめた万能武器。かつてバードンに破れた際、ウルトラの母に与えられたもので、摩訶不思議な能力を発して事件解決のきっかけとする。
チェックポイント
映画「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」での活躍を受け、TVシリーズで一足先にタロウが登場。メビウスの師であるという設定が明確にされ、ゲーム作品との本格的なクロスオーバーを果たした。
ファンは、「ウルトラマンT」最終話でウルトラバッヂをウルトラの母に返したものの、ウルトラマンタロウその人である東光太郎は地球に留まって旅に出たのを見ており、果たして東光太郎がその後どうなったのかが非常に気になるところだ。
「ウルトラマンT」は永らくコアなファンによって低評価されていた作品だが、近年はその華やかな魅力に高い評価を与えるファンも多く、児童間ではウルトラヒーロー中、常に人気上位を誇る。