ゾフィー

 M78星雲・光の国の、宇宙警備隊隊長。特に優秀な戦士団であるウルトラ兄弟の長兄とも呼ばれ、多数のウルトラ戦士に尊敬される人物だ。

 胸のボタン状の装飾は、怪獣軍団討伐の際に与えられた勲章である「スターマーク」。上腕の同様の装飾は、宇宙警備隊における地位を現わす「ウルトラブレスター」である。

 怪獣頻出期終焉から数年後。地球人の知らない処で、密かに地球人類の成長を見守り、外的の侵入を防ぐ「盾」となっていた。アストロノーツ時代のサコミズは、冥王星でそんなゾフィーに遭遇した。

 異空間において、ウルトラマンヒカリに光の国への帰還を提言。

 さらに、ヤプール復活の際、ピンチに陥ったウルトラ兄弟を救うべく、ウルトラマンタロウと共に戦闘に参加。

 その後、ヤプール復活という状況を鑑みてメビウスに手を貸そうとするウルトラマンタロウに、思いとどまるよう諭す。

 エンペラ星人との最終決戦において、サコミズと一体化。地球人と共に3万年来の宿敵・エンペラ星人を粉砕した。(声:田中秀幸)

データ


身長

45m

体重

45,000t

ゾフィー・フロントビュー

ゾフィー・リアビュー

必殺技・武器


M87光線

左腕を水平にして胸に付け、伸ばした右腕より発射する光線。87万度の熱エネルギーを凝縮して放つ光線は、ウルトラ戦士最強との呼び声も。

Z光線

両手を伸ばし、両手先より発射する電撃光線。

チェックポイント

 遂に登場したウルトラ兄弟。まずは長男より登場だ。

 ゾフィーの初出は、ウルトラマン・第39話「さらばウルトラマン」である。生命を失わんとするウルトラマンを救出にやって来たのが最初だ。

 それ以降、「帰ってきたウルトラマン」では名前のみ登場し、ウルトラマンAからは度々客演を果たす。総じて出番は少なく戦歴も芳しくないものの、当時の雑誌記事などの影響により、ウルトラ戦士最強の頼れる兄貴としての存在感を確立。

 昭和ウルトラ以外では、ビデオシリーズの「ウルトラマンネオス」にも登場している。