桜ヶ岡中学校が廃校になるのを受け、桜ヶ岡中学校自体がマイナスエネルギーを発生させて生み出した怪獣。
かつて、同じ桜ヶ岡中学校の生徒であった中野真一が、失恋によってマイナスエネルギーを生み出してしまい、そのエネルギーが怪獣化した。それが、ホーであった。
硫酸の涙を流し、悲しげな咆哮を上げてさまよう。口から破壊光線を放ち、ガンウインガーのビーム攻撃は身体をすり抜けてしまう。
何故無機物である中学校の校舎が、マイナスエネルギーを発生させたかについての詳細は、不明である。ウルトラマン80=矢的猛と、その教え子を、廃校になる前に何とかめぐり合わせてやりたいという、思い出の学び舎の心遣いだったのだろうか…。
データ
- 体長
- 50m
- 体重
- 20,000t
第41話「思い出の先生」に登場。
チェックポイント
ウルトラマン80の怪獣の中でも、一際ユニークなデザインを誇るホーが、まさかの四半世紀振りとなる登場。
「教師編」のテーマを存分に生かしたエピソードである、ウルトラマン80・第3話「泣くな初恋怪獣」に、オリジナルが登場している。
デザイン・造形共にオリジナルに忠実。涙がCGによって描写されたことに、時代の流れを感じる。