メイツ星人ビオ

 35年前に、地球の風土気候を観測する為に地球を訪れ、猜疑心から暴徒と化した地球人に殺されたメイツ星人の息子。

 ウルトラマンメビウスに対抗する兵器としてのゾアムルチを従え、地球に友好使節として来訪。だが、その真の目的は殺された父に対する賠償の交渉にあった。

 リュウが誤解から放った銃弾を受け、地球人の野蛮さが35年前と変わっていないと認識。憎しみの同調したゾアムルチが住宅地を破壊しはじめる。

 コノミの勤める保育園の園長の言葉で、地球人との和解を予感し、メイツ星へと帰還した。(演:吉田智則)

データ


体長

2.1m

体重

68kg

第32話「怪獣使いの遺産」に登場。

チェックポイント

 オリジナルのメイツ星人は、帰ってきたウルトラマン・第33話「怪獣使いと少年」に登場。実は回想シーンにしか登場しておらず、本編では人間体である金山老人の姿で登場した。

 今回登場した新たなメイツ星人ビオは、旧メイツ星人よりもクリアでシャープな造形。それ故にオリジナルとは異なる、ある種の不気味さを湛えている。

 ちなみに、今回の回想シーンに登場した「金山老人」は、新撮でありながら雰囲気が非常に良く似ていて面白い。