出自も正体も不明の、猛烈な破壊力と攻撃力を有したロボット怪獣。レーダーなどに一切検出されることなく、突如市街地に出現した。
メビュームシュート、メビュームナイトブレードをもってしても完全破壊不能という堅牢さを持ち、一部が破壊されても瞬時に復元、もしくは形状を変化させて機能追加する能力を持つ。
ウルトラマンタロウのストリウム光線で上半身を完全に破壊されたが、すぐに何処かへ転移消失してしまった。
青沢峡谷に再度出現した折には完全に復元が終了しており、タロウのストリウム光線はおろか、ウルトラダイナマイトですら完全破壊できない程、頑強な構造を見せた。
上半身を高速で回転させつつ、無数の火球を発射する様は、まさに破壊神であるがごとしだ。
データ
- 体長
- 60m
- 体重
- 60,000t
第29話「別れの日」
第30話「約束の炎」
第48話「皇帝の降臨」
第49話「絶望の暗雲」に登場。
チェックポイント
「鉄の塊」という形容が相応しい体躯、破壊のための機能を感じさせるデザイン。ウルトラシリーズにおける歴代機械怪獣と比較しても遜色ない存在感である。
自己修復機能の描写は直截的だが、強力無比な戦闘マシンを印象付けるのには的確な措置であったと言えよう。
ネーミングに「とある巨悪」の存在を覗かせるが、果たして?