ヤプールの復讐の念が蘇らせた超獣。33年前に、妖星ゴランを破壊する為に建造されたミサイル基地を襲撃すべく、ヤプールに送り込まれたことがある。その折にはメトロン星人Jr.と怪獣ムルチも出現している。
目から破壊光線、口から火炎放射、両手からミサイル発射と、超獣ならではの破壊兵器を有する。なお、33年前にムルチを力任せにちぎってしまった両腕のパワーも健在。
巨大な毒蛾に姿を変え、かつてのメトロン星人Jr.のように人間に憑依することも出来る。知能が低い為、33年前の目的をそのまま果たさんと行動する。
データ
- 体長
- 67m
- 体重
- 58,000t
第25話「毒蛾のプログラム」に登場。
チェックポイント
初出はウルトラマンA・第7話「怪獣対超獣対宇宙人」であり、続く第8話「太陽の命 エースの命」にも登場した。
この前後編には、メトロン星人Jr.とムルチ(二代目)が登場しており、メトロン星人Jr.の狡猾な暗躍振りに加え、同星人がエースのバーチカルギロチンでたたっ斬られる描写が鮮烈である為、ドラゴリーは今ひとつ影の薄い超獣である。ただし、ムルチを引き裂くという凶暴性を発揮し、超獣の強力なパワーを物語る活躍を残した。
そのムルチに対するパワーの発揮は、今回の復活の折にも触れられており、迎撃ミサイル「マリア1号(メビウスにおいては、呼称は未登場)」の設定も含めて、コアなファンはニヤリとさせられる。