バキシム

 かつて、異次元人ヤプールによって生み出され、防衛チームの基地を襲った超獣。

 あたかもガラスを割るかのように、空を割って出現。GUYS本部を襲撃すべく侵攻した。

 頭部に一角ミサイルを備え、鼻先からは高熱弾、両腕から破壊光線を放つ。

データ


体長

65m

体重

78,000t

第24話「復活のヤプール」に登場。

チェックポイント

 ヤプールに言及した以上、避けては通れないキーワード「超獣」。メビウスにおける超獣復活第1弾の白羽の矢は、このバキシムに当たった。

 超獣とは、ご存知の通り「ウルトラマンA」に登場する、ヤプールの操る巨大生物兵器であるが、途中からは直接ヤプールが関係しない超獣が多数出現することとなった。つまり、「ウルトラマンA」に登場する怪獣の総称が「超獣」となったのである。

 バキシムは、芋虫と宇宙怪獣のハイブリッドとして設定され、超獣が超獣のオリジンを保っていた頃の代表作だ。今回の再登場では、毒々しいカラーリングや硬質な造形を再現しており、目の部分を現代ならではの表現技術で補完している。

 なお、「バキシム」は「牙虫(キバムシ)」のアナグラムとされている。初出はウルトラマンA・第3話「燃えろ!超獣地獄」。