時を操ると言われる怪獣。
海鳴りのような音を発生させて出現し、知生体を捕らえてその記憶を利用し、知生体と共に過去の時間に滑り込む能力を有する。クロノームによって時間や記憶を乱された星は滅亡してしまうのだ。
伸縮自在の触角状器官を持ち、波動球を発生させて攻撃する。また姿を自在に消すことができる。
データ
- 体長
- 50m
- 体重
- 45,000t
第23話「時の海鳴り」に登場。
チェックポイント
人の記憶を利用し、過去の時間に滑り込むという、非常に難解な設定を持つ怪獣。
しかし難解なのは、SF的な原理を考えてしまうからであって、本編は完全にファンタジーとして処理されている。よって、本編の幻想的な映像どおりの受け止め方をした方が楽しめるだろう。
デザインには、サンゴや貝など水棲生物の意匠が取り入れられており、海鳴りの音と共に現れることへの関連性が、ビジュアル的に確保されている。