34年前、新宿の工事現場より発見された卵から孵化し、グドンに倒された怪獣の別個体。今回は海底に卵の状態で出現したが、ボガールの熱放射により、孵化を果たす。
地上では考えられないほどの俊敏さで、メビウスを大いに苦戦させた。
なお、テッペイの分析により、尾部の目のように見える器官は、三半規管であることが判明している。
データ
- 体長
- 45m
- 体重
- 15,000t
第6話「深海の二人」
第9話「復讐の鎧」に登場。
チェックポイント
帰ってきたウルトラマン・第5話「二大怪獣東京を襲撃」、第6話「決戦!怪獣対マット」にグドンと共に登場し、東京を未曾有の危機に陥れた人気怪獣。
グドンによって尻尾に噛み付かれ、そのまま地面に叩きつけられるという最期を迎えたものの、その天地逆転したスタイリングから、高い人気を誇る怪獣である。
当時、主に児童誌で「エビの味がする」との記事が掲載され、ファンの間では有名になった。それを根拠にしたかの如く、今回、海底では俊敏に動き回るという描写が見られ、ファンにとってはグドンとの未共演を補って余りあるものとなった。
デザイン、造形ともに、オリジナルに忠実で、あの眠そうな目も、よく再現されている。