コノミの勤める保育園の園長。
30年程前に、メイツ星人と暮らしたとされる少年・良が、宇宙船を掘り出す作業に日々従事しているのを目撃。
その時、良から、メイツ星と地球が手を取り合う未来像を聞かされており、その言葉と良の作業する姿は、子供たちに優しさを教える現在の仕事に強く影響を及ぼしている。
ビオの父の愛情という「遺産」は、良、園長を通して幼い子供たちに確実に伝わっていた。(演:斉藤とも子)
データ
第32話「怪獣使いの遺産」に登場。
チェックポイント
意外な形でコノミの関係者が登場することになった。
名作、問題作、意欲作、異色作と様々に形容される、帰ってきたウルトラマン・第33話「怪獣使いと少年」であるが、良少年に明部で関わった人物が30余年を経て登場したことに、深い感慨がある。
当時、良少年に明部で関わった人物には「パン屋の娘」が存在するが、園長は(そして園児たちは)「パン屋の娘」のキャラクターの精神を昇華させたキャラクターと言えるだろう。