太平洋のマリアナ諸島近海、ミノス島に建造された、UDF太平洋基地にして巨大な研究機関。海底資源の開発と環境調査を目的とした、UDFの新たな拠点である。ベースという名を関する故、ヘリポートと海中ゲートを備えているが、戦略拠点としての機能は薄い。
ベース・タイタンとの設備関連性は殆どないと思われ、形状や機能その他の類似点は、ほぼ皆無。研究員や警備員など多数の人々が内部勤務している。内勤の人員は、日本人が多数を占めていると思われる。
チェックポイント!
これまでのウルトラシリーズでも、世界規模の組織が数多く登場したが、具体的に海外の基地が登場する機会は意外に少ない。当基地の登場は、「世界規模の組織」という要素にリアリティを与えるものとなった。
「ベース」シリーズのネーミングが、ギリシャ神話から成されていることも判明(?)し、一貫性のあるネーミングは組織の実在感を喚起するに十分であろう。
ちなみに、「ミノス島」は実在しない島。蛇足ながら、エーゲ海にあるのは「クレタ島」で、「ミノス島」ではない。「クレタ島のミノス王」の神話があまりにも有名なため、混同されがちだ。