宇宙工作員 ケルス

 以前、ミズキと交流し、結果的に地球破壊に失敗したケサムと同族の宇宙工作員。

 ケサムに比べ、より冷徹で好戦的であり、相手を挑発するなど自信に満ちた行動が多い。世界各地のUDF基地を同時破壊する作戦を立案。その達成のためにエリーの頭脳にハックし、ミサイル誘導装置に仕立て上げた。

 緊急時にはケサムと同様に巨大化し、戦闘モードに変身。格闘能力も高い。戦闘モードにおける、ケサムとの最も顕著な差異は、目の色が青いこと。多数の部下(演:キャスタッフ)も従えているが、それが同族なのかあるいはロボットなのかは判然としない。(演:小田井涼平)

 第32話 エリー破壊指令に登場。

チェックポイント!

 印象的なキャラクターであったケサムの同族として登場したケルス。ケサムを演じた菊地謙三郎氏と同様、「仮面ライダー龍騎」に仮面ライダーゾルダ・北岡秀一役として出演した小田井涼平(当時:涼平)氏が演ずるとあって、「同族」としての話題性も充分。

 ケサムに比べて高慢な印象を与え、それが「宇宙工作員」という種族の奥行きを感じさせて面白い。その分、ケサムが有していたバックボーンの神秘性がスポイルされてしまったようだが…。