オザキタケル博士 Dr. Takeru Ozaki

 トミオカ長官の後輩。元々はUDFに所属していたが、組織を抜け世界中を放浪した末に、夢だった考古学者になったという経歴の持ち主。現在は考古学の第一人者である。

 トミオカ長官を先輩として、また人間として尊敬しており、「追い越せない人物」と評した。

 興味のある事柄はすべて記憶するという特技の持ち主で、カイトのプロフィールを詳細に記憶していたり、三日月山で出土したパズルの配列を見事に再現したりと、驚異的な記憶力を披露。

 トミオカ長官とは、組織に居る者、居らざる者という立場を超えた、深い絆で結ばれている。(演:森次晃嗣)

 第19話 扉より来たる者に登場。

チェックポイント!

 この博士のキャラクターは…といった解説はまず必要ない。森次晃嗣氏が演じているということ自体がトピックなのだ。アキコ(ヨシナガ教授)、ハヤタ(トミナガ教授)との夢の共演。これぞ旧来ファンへの何よりのプレゼントであろう。

 眼鏡をポケットからスッと取り出して眼前に掲げる仕草は、まさにモロボシ・ダンそのもの。また、スコップをターラ星人に投げつけるところでは、思わず「デュオッ(あからさまにデュワッとは言っていない)」と言ってしまうところが素晴らしい。

 ちなみに、ウルトラマンレオ第30話「怪獣の恩返し」では、星村かな子(ヨシナガ教授)、大熊シンジ(トミオカ長官)、モロボシ隊長というラインナップが見られる。つまり、レオ第30話の再現でもあるのだ!?