全編がバトルに次ぐバトルで、壮麗かつ壮絶な作画に引き込まれっ放しの今回。あっという間に終わってしまう感覚でした。
一大攻防戦の中、それぞれのキャラクターがどう動いて、それがどう次に繋がっていくかが、目まぐるしくも丁寧に描かれています。
ただし、今回の主たる動きをまとめると、実はかなりシンプル。
超簡素に要約すると、リボンズがコロニー型巨大母艦を披露し、トレミーが、カタロンとカティらクーデター派の協力を得つつそこに進撃していくという流れ。本当にそれだけです。
しかも、主要キャラの死亡を予感させた「命の華」というサブタイトルの割には、対象者はリジェネとパトリック(2人共本当に死んでいれば、ですが)のみ。
一方で、小ネタは結構充実しています。実はその小ネタの方が面白かったり。
というより、激しく継続していく戦闘をバックに、それぞれの人間模様が小出しにされているという見方の方が、しっくり来るでしょうね。
そういう訳で、今回の小ネタはここで一気に列挙するのではなく、順を追って振り返る中で、何となく触れてみたいと思います。
その方が、今回の雰囲気に合致していると思うので。
また、話自体はシンプルそのものなので、今回は記事を「その1」と「その2」に分けませんでした。
では、行ってみましょう。
冒頭は、前回の衝撃ラストの続き。
リジェネがリボンズを射殺し、喜びの高笑いから始まります。
「これで、イオリア計画の全てが僕のものに」
「それは、傲慢だよ」
「!」
何と、リボンズが2人!
...って、やっぱりというか、容易に予想出来てしまいましたが。
「僕の意識はヴェーダと直接つながっている。肉体はただの器にしか過ぎない」
「そんなことが!?」
「君に出来ないことが、僕にはできる。言ったはずだよ。僕は君たちの上位種だと」
えー、つまりですね、リボンズはヴェーダに意識体のバックアップを常態的に確保しており、多数のクローンに移すことで、それぞれがリボンズ・アルマークというイノベイターとして行動できる。
そんなところだと思います。
単なるクローンが同じ意識を持たないということは明白ですので、この設定は結構的を射ていると思います。
「意識」なるものが、脳神経の活動によって生まれる現象だと仮定するならば、ヴェーダからクローンに意識を移送する過程で、脳神経を形成しなおす必要がありますが、幸いイノベイターは脳量子波によるリンケージシステムを有しているので、高速に意識に関するデータをクローン側が受信すれば、それがそのまま経験として脳神経に残るというわけです。
とまぁ、根拠のない解説をしておりますが、SFで言う「睡眠学習」と似たようなものだと思います。実は多数のリボンズ・アルマークが存在しているのかも知れませんね。
一方、リジェネの真意は結局分からずじまい。
イオリア計画の全貌を知る者は、多分リボンズとリジェネだけだと思いますが、リボンズは自分が思う方向へと計画を改変していったのに対し、リジェネはもしかすると、イオリア計画に忠実であろうとしたのかも知れません。
動揺するリジェネは再びリボンズに銃を向けますが、返り討ちに遭います。
リジェネを撃ったのはサーシェス。
「大将!アロウズさんはヤバそうだ。そろそろ、俺の出番かな」
「期待しているよ」
アロウズはグッドマンの艦が既に落ちてしまい、戦力がガタついています。
リジェネを撃つという役目をサーシェスが担ったのは意外でしたが、以前に刹那を撃ったのもサーシェスですし、流れとしては案外普通なのかも。
リジェネが本当に死んだのか、それはまだ分かりません。イノベイターですから、言ってしまえば何でもアリです。
さて、一大攻防戦は続きます。
アロウズ旗艦が落ち、勢いに乗ったカティは敵艦隊の分断作戦に入ります。
「よっしゃぁ!任せて下さい大佐ぁ!」
パトリックが相変わらずいい味を出しています。
しかも、少しばかり苦戦した際、ダブルオーライザーが到着すると、
「遅いんだよ!ガンダム!」
とまで言います。
実はパトリック・コーラサワーこそが、「分かり合う未来」に最も近い人間なのかも知れません。
ファースト・シーズンの最初、初めてガンダムに落とされたのが、このパトリックですからね。変われば変わるもんです。
戦いの中、刹那はイノベイターを探し、沙慈はルイスを探します。
大きなうねりの中でも、こういう個人的な描写を含むのは、セカンド・シーズンならではと言えるでしょう。
そんな中、スメラギはカティの戦術に気付き、正面中央の艦隊に砲撃を集中し、突破口を開くようイアンに指示します。
それを感知したアレルヤも、突破主体の行動をとろうとしますが、そこにカティの通信が。
「ガンダムは母艦の防衛に専念せよ」
カティはアレルヤ達ガンダムマイスターに、トレミー防衛主体の行動を指示するのでした。
そして、遂にカティとスメラギの直接対話が。
「やっぱり、マネキン!」
「久しぶりだな、クジョウ」
「カティ・マネキン、どうしてあなたが」
「勘違いしてもらっては困る。我々は、アロウズを断罪する為、お前達を利用したまでのこと。この戦いを終えた後、改めてお前達の罪を問わせてもらう」
「カティ...」
このカティの言に関して気付くのは、ハーキュリーの発言に近いということ。
しかし、カティとスメラギは互いの手の内を読むことが出来る、優秀な戦術士同士であり、また旧知の間柄であるというのが、ハーキュリーと全く違う要素になります。
なので、カティの表向きは「利用」ですが、実際は限りなく「連係」に近いものだと言えるでしょう。
この「連係」により、勝機が見えたかと思われたところで、刹那からの通信が。
「禍々しい光」を察知した刹那は、味方の全艦隊に回避行動を指示します。
この恐るべき光線は、勿論リボンズの仕業です。
アロウズ艦隊も大半が無残に消滅。アロウズは撤退を開始します。
この一大攻防戦、実態はアロウズのソレスタルビーイング殲滅ではなく、イノベイターのヴェーダ防衛だったことが、如実に示されたのです。
まさに捨て駒となったアロウズ。
一同は、イノベイターの蛮行に改めて強い怒りを覚えます。
この「禍々しい光」の実態は、疑似GNドライヴを利用した超破壊兵器。
リボンズの指示により、第2射に向けて次の擬似GNドライヴが装填されます。待機ドライヴはかなりの数に及ぶものと考えられます。
「ガンダム00」の象徴とも言うべきGNドライヴを、擬似とは言え簡単に交換可能な、言わば「乾電池」のような感覚に貶めているところが不気味です。
リボンズが光学迷彩を解除すると、コロニー型外宇宙航行母艦・ソレスタルビーイングが姿を現します。
リボンズの母艦が、よりによって「ソレスタルビーイング」という名前というのが、あざといですね。
思いっきり驚く人と、思いっきり白ける人に二分されるんじゃないかと、思ってしまいますが...。
「イオリアは2世紀以上も前に予見していた。未知なる種との遭遇を、来るべき対話を。GNドライヴ、ヴェーダ、イノベイター。そして、この船こそ人類の希望。人類を滅亡から救う、まさに方舟だよ」
ここに来て、色々な謎が一気に氷解するのかと思いきや、残念ながらまだまだ引っ張るようです。
なお、「未知なる種」という言葉が新たに(?)登場しており、宇宙人や地球人(イノベイター含む)以外の種の登場も、強ち可能性ゼロとは言い切れなくなってきました。
ヴェーダにリボンズが意識をバックアップ出来るという仮説に則れば、精神体といった線も有り得ます。
状況を鑑みて、スメラギは次なる作戦への移行を判断します。
その前に、ということで、
「各艦に通達します。これより、我々ソレスタルビーイングは、これより敵大型母艦に侵攻し、そこにある量子型演算システム、ヴェーダの奪回作戦を開始します。ここに、これまで協力していただいた多くの方々への感謝と、戦死された方々への哀悼の意を表します」
と表明を出します。
何から何まで秘密・秘匿主義だったソレスタルビーイングですが、ヴェーダの存在や、自らの存在、感情を露にする行動からは、土壇場ならではの緊張感と、敵がイノベイター唯一つという決意のようなものが見られます。
「リーサ...」
と呟くカティ。「クジョウ」でないところがミソで、スメラギの覚悟を受け止めて、少しだけセンチメンタルな感情が出たように見受けられました。
トレミーは敵母艦に針路をとることに。そして、最悪破壊してでも動きを止めるという目標を掲げます。
既に、ヴェーダ奪回というより、ヴェーダを掌握するイノベイターを止める為には、ヴェーダの存在そのものをイノベイターから切り離すしかない、というところまで来ているのです。
リボンズは、
「さぁ始めよう。来るべき未来の為に」
と余裕の表情。
対するスメラギは、
「イノベイターの支配から世界を解放し、再び世界を変えましょう。未来の為に!」
と高らかに宣言。
「GNフィールド、最大展開!」
「ラスト・ミッション、スタート!」
やっぱりスメラギがミッション開始を告げるカットは、どのパターンでもカッコいいですね。
スメラギのとった作戦は、「トレミーは侵入ポイントを探りつつ進行し、ガンダムが敵母艦の砲台を叩いてトレミーの進行ルートを確保する」というものです。
その戦闘の中で、ロックオンをティエリアが庇ったり。
ニールにこだわりのあったティエリアですが、ライルに対しても信頼に近い感情が生まれていたことを伺わせます。
次々と砲台が破壊され、さすがのリボンズも、
「なかなかやるね」
と一言。そこにヒリングの通信が。
「あたしらの出番まだぁ?」
「ガガ部隊で十分さ。君たちはとっておきにさせてもらうよ。ヒリング」
「了解」
ガガ部隊。
これが今回のビックリドッキリメカになるわけですが、何だかもうギャグとしか(笑)。
このガガなるモビルスーツは、ビリーが、
「自らの技術で滅びるがいい。ソレスタルビーイング」
と言っていることから、元々はソレスタルビーイング由来の産物ということになるようです。
「トランザム!」
「トランザム!」
「トランザム!」
「トランザム!」
「トランザム!」
「トランザム!」
「トランザム!」
「トランザム!」
今回最大のギャグ(違う?)がこれ。
なお、このガガ部隊の皆さんは(ブリングではなく)デヴァインの皆さんということらしいのですが、エンドクレジットを見ると置鮎さんの役は「イノベイド」になってました。
きっと、イノベイドという名の量産兵士なのでしょう。イノベイターズドロイドの略か?
そして、ここからが凄い。
トランザムで特攻する無数のガガ部隊!
この意外性たっぷりの攻撃により、トレミーはいきなり危機へと陥れられてしまいます。
しかし、トレミーが孤軍奮闘しているわけではなく、カタロン部隊とカティの加勢により、ミッションの続行は何とか継続できる状態に。
「何をしているクジョウ!早く任務を遂行しろ!」
カティとスメラギの立ち位置の違いが分かる、効果的なセリフです。
ところが、カティの輸送艦にガガが特攻!
ここからが今回の白眉。
トレミーがヴェーダ母艦に突っ込もうが、Oガンダムが懐かしいポーズでビームライフルを撃とうが、ティエリアが単独で潜入しようが、それらが些細なことに思えてしまう名場面。
「俺の大佐に手を出すなぁぁぁっ!」
とガガの特攻を阻止するパトリック!
ジンクスIIIのランスで、トランザム状態のガガの頭部をピンポイント狙い射ちという、凄まじく高スキルな攻撃を繰り出します。
「パトリック!」
これですよ。これ。
カティが劇中初めて「パトリック」と叫んだ瞬間ですよ(多分)。
鉄の女、カティ・マネキンが見せる女性としての弱さ、動揺。それがこの一言に集約されています。高山みなみさんの名演が光る瞬間です。
「大好きです。カティ」
風前の灯たるパトリックも、「大佐」ではなく「カティ」と呼び、その瞬間、パトリックのジンクスIIIが大破!
「パトリック!」
そして、この絶叫ですよ。
軍人でないカティの内面が、クーデター派の指揮官としての立場を凌駕したモーメント!
すみません。ちょっと舞い上がってしまいました。
ホント、もう、ここで「次回に続く」でいいじゃんと思った瞬間でしたよ。
で、パトリックの話ですが、私はまだ、彼は死んでいないと考えています。
あれだけ「不死身のコーラサワー」をアピールしておきながら、ここで虚しい死を迎える意味が、果たしてどのくらいあるのかを考えてみると、その答えが見えるような気がします。
もし本当に死んだとして、戦場の虚しさを語れるかと言われれば、それは否でしょう。パトリックはあくまでコメディの担い手ですからね。
生きていれば、エピローグで笑わせてくれる存在になるじゃないですか。パトリック・コーラサワーに関しては、リアリティが云々といったことを追求する必要性をあまり感じません。存在そのものが嬉しいというか。
ということで、私はパトリック・コーラサワー生存説に一票。
さて、ここからは急転直下。
一応、パトリックとカティの一件があっても、インパクトを失わないよう、しっかりドライブ感は維持しています。
トレミーはリボンズの母艦に強制着艦。
元々ソレスタルビーイングの技術の根は一つですから、母艦ドックにトレミーがきっちり収まる事に関しての、違和感はありません。
フェルトは早速母艦の構造を分析し、ヴェーダ捜索を開始。
ラッセはOガンダムで出ます。Oガンダムのパイロットをラッセが務めるとは思いませんでしたが、元々ラッセはガンダムマイスター候補だったという設定があるので、これに関しても違和感はありません。
各ガンダムも敵母艦に侵入していきます。
ところが、トレミーにはガガ部隊だけでなく、オートマトンまで投入されることに。
一方で、既にアロウズというよりリボンズ配下にあるルイスがエンプラスを駆り、ダブルオーライザーに迫ります。
さらにさらに、こちらもリボンズに雇われたサーシェスが、アルケーガンダムに搭乗して、ケルディムガンダムと対峙します。
「あの機体は、兄さんの!」
とロックオン=ライルは、兄の仇たるサーシェスに、新兵器ライフルビットで対抗します。
しかし、サーシェスには押され気味。
「また殺してやるよ!ええ?ガンダムさんよ!」
とのサーシェスの煽り文句も凄いです。
それぞれの戦いが始まりつつあるその間に、フェルトがヴェーダを発見し、各マイスターにデータ転送を果たします。
真っ先にティエリアがヴェーダへの接近を試みますが、リヴァイヴとヒリングが追ってきます。
「真打登場ってとこね」
「これ以上はやらせん」
何と、ガデッサとガラッゾもトランザムを発動。これはビリーの執念といったところでしょうか。もう何でもありです。
驚いたティエリアもトランザムで対抗しますが、敵母艦に激突してしまいます。
その頃、マリーがガガの特攻を受け、絶叫するアレルヤの姿が。
ただし、予告にはマリーが出ていたので、これは一種のフェイクです。
オートマトン侵入によって危機が迫るトレミーのブリッジ。
スメラギは戦術通りに対応するようフェルトとミレイナに告げ、自らオートマトン迎撃に向かいます。
「守ってみせる。今度こそ!」
ファースト・シーズンにおける、ニール、リヒティ、クリス、そしてモレノの悲劇を繰り返すまいと、自らが銃器をとって赴く覚悟ですね。
スメラギの守る対象は、ここではフェルトとミレイナと見て間違いないでしょう。
オートマトンに対峙したスメラギは、意外な人物に出会います。それは、ビリー・カタギリ。
ビリーは「クジョウ」と呟きつつ銃口を向けますが、今回は銃声ナシ(笑)。同じことを何度もやってはいけません。
それにしても、オートマトンがキルモードなら、基本的に無差別なのでビリーが銃撃を受けてもおかしくないのですが...。
きっと識別信号か何かを携帯していれば、オートマトンの攻撃対象外になるんでしょう。
果たして、ビリーの真意は?
一方、刹那はエンプラス戦で無類の強さを発揮。ガンダムシリーズ終盤の主人公らしく、向かう所敵なしの状態です。これはこれで爽快ですね、やはり。
「お前達さえいなくなれば!」
とルイス。
「幸せになれるの!?戦いで勝ち取る未来なんて、本当の未来じゃないよ!僕達は分かり合うことで、未来を築くんだ!」
と沙慈。
いつの間にか、沙慈は終盤のテーマを語るまでに、キャラクターとして成長を遂げたのでした。
刹那の変革を促したのは、実は沙慈という存在だったかも知れません。
沙慈の「平穏への無垢な(無思慮な)願い」は、現実直視を避ける人々への皮肉であったと同時に、そんな人々が持つ平和希求への讃歌でもあったわけです。
そして、エンディング後は、ティエリアによる、ア・バオア・クー敵母艦・ソレスタルビーイング潜入。
ヒリングは、ティエリアがセラヴィーのコクピットから出ているのを見つけて驚きます。
リボンズは母艦内を移動し、何かの準備をしようとしているらしい。
「人類は試されている。滅びか、それとも再生か」
このリボンズの呟きを聞いていた人物、それは...。
「だが、それを決めるのは君じゃない」
「ティエリア・アーデ...」
ここで今回は終了。
ヴェーダに大接近、ティエリアとリボンズの直接対決の予感など、終盤の雰囲気作りは充分ですが、肝心の刹那が殆ど目立っていなかったり、如何せん次回までの時間稼ぎ的な面もなきにしもあらず。
各キャラクターの伏線解決も全くありませんでしたし、一体あと2話でどうやって収拾を付けていくのか、些か不安がないでもありません。
しかしながら、やっぱりバトルシーンの作画の美麗さや描き込みの徹底振りは本当に凄い。
このクォリティを維持したまま、最終回まで突っ走って頂きたいところです。あと2話ですよ、2話。早いものですねぇ。
匿名
こんばんわ。
ケルディムの右肩の新装備、あれはライフルビットを連結したものらしいです。
でもまぁ、なんとなく消化不良…。
もうちょっと早く出しなよ製作陣の皆さん、的な感じが残ってます。
予告で「刹那、革新者となる」とかなんとか言ってましたけど、ここはもう主人公なので何でもありで、ヴェーダに向って「俺に応えろ、ヴェーダ!」とかなんとか言っちゃうかも。
そう考える根拠はあるんですよ。ハムとの対決の全裸空間(爆)で「イオリアの目的は全人類を変革に導くこと」と言ってますから、もしかしたら…
トランザムという粋なシステムをトラップとして残してたあのイオリア爺さんのことです。人類初の革新者の脳量子波をヴェーダが受信したときに発動するシステムトラップが仕掛けられている可能性も否定できません。
というか、ファングをあんな無理な動きで全部撃墜する、なんてのはアムロとかキラとかそのあたりを超越してますよね。
革新者だからいいんでしょうけどね。
私も、パトリックには死んでほしくないので、生存説に一票。
アイツが死んだら、00のギャグ面が完全消失しちゃいますからね。
Jack Tlam
すみません、この↑のコメントは私が出したものです。うっかり名前入れ忘れました…