第6話「激突!風と炎と大地」

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ストーリー

 淳也の救出に関して興味を示さない風のトライブに対し、信頼を寄せられない蘭は彼らの元から脱する。淳也と連絡をとろうとする蘭だったが、強盗主犯の内藤竜二に対し淳也が隠した車の在りかを明かしてしまう。

 一方、豪の元に天馬が現れ、欄が大地のトライブかも知れないことを告げる。そこへ淳也本人からの通報があり、天馬と豪は淳也の元へ急行する。だが、既に本当の犯人内藤は逃走していた。淳也は事件に巻き込まれてしまっていたのだ。

 蘭を保護しようとする豪に内藤が銃を向けたそのとき、蘭はセイザーヴィジュエルに覚醒! 大地のトライブが揃った。超星神ガンシーサーが眠る獅子王砂丘に向かう天馬、豪たち。そこへ事態を危惧したカリンの指示によって、ドルクルス急襲! 炎のトライブはガルーダを起動させるも、ドルクルスに苦戦。そこへ直人が現れ、ついに超星神ガンシーサーが起動した!

解説

 淳也、蘭、豪がメインとなって展開される前半、超星神の巨大戦がメインに展開される後半と、メリハリの利いた一編。前半の内容は割と地味だが、大地のトライブが天馬によって邂逅を果たして行くような筋書きで、主人公を立てているのが面白い。

 蘭=ヴィジュエルの覚醒が、超星神の登場によって影が薄くなってしまったのはちょっと残念だが、前話によってそのきっかけとなるドラマは充分に描かれていたので、前後編と捉えるといいかもしれない。

 後半、やはり5人並んでの装着は圧巻。その後の超星神続々登場も迫力で、ウォーリアモード初登場となるガルーダと、ドルクルスの格闘が見モノ。ガンシーサーがミニチュアで撮影されているところも嬉しい。CGだけが特撮じゃないのだ!