恒例の総集編ですよ。
基本的に年末商戦も終わっているので、いかにも静かな感じで進行。年越し準備に楽しく追われる一同の様子がいい感じです。
しかし、本編より総集編の方がグイグイ引き込まれてしまうってのは…(笑)。
ある意味、本シリーズを象徴するような、今年最後の一本だった感があります。
総集編にしては珍しく、敵側を前面にフィーチュアした構成に。
当然、今回のメインは、ブレドラン、武レドラン、ブレドRUNの変遷を辿った「救星主のブラジラ」。遂に正体を現しましたが、いわゆる予想の大勢を占めた「堕天使」には該当しませんでした。
「堕天使」は、神に背いて現役の天使と戦争をした存在ですから、ブラジラは別に護星天使と戦った過去があるわけではないし、「堕天使」となるならば、これからという事になります。
それにしても、ブラジラの変遷が縦糸としてまとめられると、重厚なストーリーの軸を持ったシリーズに見えてしまうのが凄い(笑)。総集編マジックとは、正にこの事です。
しかし、このブラジラ氏、ロボゴーグに拾われなかったら、こんなに高笑いする事もなかった訳で、それを考えると、随分お茶目な人だなぁ、と。マトリンティスの設備もしっかり頂いているので、この人(?)はロボゴーグ閣下に相当感謝しなければなりませんねぇ。
今回の注目すべきトピックとしては、天知博士にマスターヘッドの魂が乗り移る事。
天知博士の使い処がようやく確保出来たといった感じで、もっと早くても良かったのではないかという印象はなきにしもあらず。ただ、髭が変化するというアイディアは秀逸で、少々笑える要素を導入したバランス感覚が良好なイメージを作り出しています。
ゴセイナイトの望に向けた「さらば」の意味は、そして、マスターヘッドに口止めしたエピソードとは…?
新年への引きも十分でしたね。
では、来年もよろしくお願い致します。
ちょろ
こんにちは。
2010年総集編ですが、感想はあまりないですねえ、はあ。
まず「ブラジラ」は、はっきり言いにくいし格好わるいと思います。
元ネタうんぬんは別に本作のセールスポイントとも思えませんので、ブレドランのほうがよほどラスボスらしいかと。
それから前回「最近はレギュラー陣の小芝居に」と書いたのですが、これからの新キャラはもう暫定悪役だけでしょうから、
この数少ないレギュラー陣が相当がんばらないと、寂しいというか見ていて肩入れのできない番組で終わってしまいそうで。
ダークサイド的側面でちょっと広がりをもたせそうですが、5人がいっそバラバラにでもなって、
視聴者にも各人本当に見習いではない独立した護星天使になったんだなあと思わせるようなストーリーと芝居が見られますかどうか。
それから「堕天使」はわたしも書いたような気がしますが、本作は護星界や護星天使をはっきり描いてませんので、予想した人は悪の元天使くらいの意味だったでしょうね。
あと天地博士ですが、これでは活躍でもなんでもないですね(笑)。人間代表としてもちょっとインパクトを最終回までに作らせてほしいものです。
それではちょっと寒い年の瀬になりそうですが、皆様良い年をお迎えください。
SirMiles
>ちょろさん
私も「ブラジラ」は音感的に良くないと思いました。せっかく天使という肩書きがあるので、「なんとかエル」が良かったなぁ…と。あ、それだとマジレンジャーと被るか(笑)。
あと、レギュラー陣の見せ方については仰るとおりで、ブラジラが主役、護星天使達が狂言回しになってしまう可能性は、かなりあると思います。
初代「ウルトラマン」や「サンバルカン」等はそういった構造でありながらも、キャスト陣が正に至高だったので完璧なバランスで成立してましたが、今回はちょっと難しいかも知れませんね。司令官的な存在に、メジャー級俳優をキャスティングするという手法が採れたならば、こういった危険性は回避出来るのですが…。
では、ちょろさんも良いお年をお迎えください。
youko
こんばんは。はじめまして、シンケンジャーから見させて頂いています。
ゴセイジャーは、護星天使というものがどういうものか、はっきりしないままここまで来てしまったような気がします。天使なんだから、全員羽を付けた天属性でいいのに…と、最初に思ったものでした。
今回は総集編はいいのですが、それでブレドランの正体を明かすというのは、ちょっともったいないんじゃないかと思ってしまいました。もっと、ストーリーとからめてドラマチックにやって欲しかったかな、と。説明的すぎるんですよ。ゴセイナイトが「ゴセイジャーたちには言わない方がいい」と言っていたのに、あっさり正体が解ってしまった事も、なんだかなあって感じだし。それともゴセイナイトが言っていた事は、また別の事なんでしょうか。
ブレドランは好きなので(声が好き、カミーユが好きなもので)盛り上がってくれると嬉しいのですが…。
正直、心は「VSシンケンジャー」にいっています。大好きなんです、シンケンジャー。めちゃくちゃ楽しみです。殿がかっこいいわあ。
管理人さんには、今年も1年間おつかれさまでした。良いお年をお迎えください。そして、来年もご負担のない程度に感想をお願いします。
SirMiles
>youkoさん
はじめまして。シンケンジャーの頃からご覧になって下さり、ありがとうございます。
ブラジラが正体を明かすタイミングですが、年末という事と、一週空きができるという事から考えると、時期的な問題でベストだったのではないでしょうか。確かに、時期的なものを外すと、勿体ない感じはしますね。
来年のゴーカイジャーは、色々な面で注目してますが、ブログはやらない予定です。諸々理由がございまして…。
M'sRoad
ウォースターでは借り暮らし、幽魔獣編はホームレス(?)
ついに手にした念願の一戸建て!
名前まで変えちゃったんだから、この際、表札もつけてしまおう!
…すいません、年末なもんで(意味不明)
番組もそうですが、こちらのブログともお別れになるかと思うと
少ししんみりしてしまいますね。
ブラジラの真意と、それに立ち向かうアラタ達のモチベーションはどこへ向かうんでしょうかね。
人類による環境破壊云々とかだったら新味がないし、どんな決着が待っているかで
ゴセイジャーの真価が問われるような気がします。
ところで、古谷徹さんはゴーカイジャーのナレーションもなさるんですかね。
私としては大平透さんか田中信夫さんにお願いしたいです。
それでは 良いお年を。
天地人
次番組であるゴーカイジャーの予告も始まり、いよいよラストに向けて恒例の総集編となった今回ですが、どうして最後までブレドランで通さなかったんでしょうかね。
ホント、こっちの方がブラジラよりいい感じなんですが・・・
>ブラジラは別に護星天使と戦った過去があるわけではないし、「堕天使」となるならば、これから
これなんですが、幽魔獣を封印した際に最後はひとりだったのかも知れないですが、多分、仲間の護星天使が当時もいて、一緒に戦っていたはずじゃないかと。
ブラジラは既にその仲間である護星天使を、幽魔獣封印後に裏切り、倒してるんじゃないでしょうか。
そこにゴセイナイトの過去が繋がっているかどうかは、次回を見ないと判りませんが、自分としては既に「堕天使」となっていると思います。
それではよいお年を。
SirMiles
>M'sRoadさん
何年も特撮系のサイトやブログをやってきましたが、とりあえず休止しようかと思います。今後は是非Twitter等で絡んで下さいね。
残り話数も多くないので、ブラジラに関しては結構適当な扱いになりそうな気がして、ちょっと怖いですね。しかも、ゴーカイジャーが強烈なので、興味がそっちに行ってしまう(笑)。
ちなみに、ゴーカイジャーのナレーションですが、多分古谷さんになるのではないかと。私はかなり期待してますよ。
SirMiles
>天地人さん
ブラジラのネーミングは、やっぱり不評なんですかね(笑)。私も語感的にどうかと思いましたが。
堕天使の件は観念的な話であり、私自身、専門的な勉強をしているわけではないので、議論の場には立てませんが、基本的に「堕天使」というと、ルシフェルとかベルゼブブとかアスタロテとかが思い浮かぶわけで、ブラジラにはそういったバックボーンが感じられにくいといったニュアンスです。
とにかく、ゴセイナイトとの関わりに期待したい処です。