ゴーオンジャー 大辞典 ENGINECYCLOPEDIA

　「ミニプラ ゴーオンジャーロボシリーズ 炎神合体 エンジンオー」、「ミニプラ ゴーオンジャーロボシリーズ 炎神合体 ゴーオンガンバルオー」、「ミニプラ ゴーオンジャーロボシリーズ 炎神合体 セイクウオー」は組み合わせることにより、劇中の多様な合体形態を再現できる。

　それぞれの合体システムはシンプルであるが、エンジンオーG9への合体ギミックは強度や可動部確保の為に数々の工夫がなされており、その完成度は高い。

　ただ、ABS樹脂は丈夫な素材だが、やはりエンジンオーG9における関節強度には少々不安がある。瞬間接着剤等で芯を太らせるなどの工夫が必要かも知れない。

　それでも、「ミニプラ」の名を超越したエンジンオーG9の迫力は、それらの弱点を補って余りある。ポージングの多彩さは、DXトイでは味わえない感覚だ。

ギャラリー

　エンジンオーにトリプターとジェットラスを炎神武装し、エンジンオージェットリプターに。

　勿論エンジンオージェットリプターでも、関節可動は健在。トリプターとジェットラスに設けられた伸縮機構により、多彩なポージングが可能だ。

　ジェットリブルズアイを再現。肘関節の機構があってこそのポージングだ。

　エンジンオー、ガンバルオー、セイクウオー揃い踏み。それぞれ個性的でありながら、並んだ際のバランスの考慮に注目。

　9体の炎神が合体し、エンジンオーG9完成。大きさは 1/100 ガンプラ程度だが、凄まじいボリューム。

　エンジンオーG9のリアビュー。巨大なジャン・ボエールのバックパック(？)が印象的。

　驚愕のアクション性能！　シンプルな合体機構とは言え、9体合体をこなしつつこれだけの可動機構を確保する設計には感服せざるを得ない。

　少々苦しいがG9グランプリ。塗装により劇中イメージをかなりのレベルで再現できる。ミニプラのポテンシャルは深い。