スピードル、バスオン、ベアールVがエンジンオーを形成。トリプターが右肩、ジェットラスが左肩、ジャン・ボエールが背部に合体し、ティラインが右腕、ケラインが左腕となる。更にキシャモスが脚部や肩部後方に合体し、バルカが左足、ガンパードが右足に合体、その下にキャリゲーターが合体することで完成する「全ての悪を制する究極の王」。
その体躯は超巨大で、素早い動きは苦手とするものの、パワーと頑強さは絶大である。しかし、戦闘負荷はことのほか大きく、ほんの数分しか活動できないという欠点を持つ。
スピードル達の熱い思いを受け取って、太古に滅び去った恐竜達の怒りや悲しみを思い出した古代炎神達が、ホロンデルタールに対抗する為に急遽考え付いたフォーメーションであり、事前調整なしに実戦で完成させている。12の魂と7つの心が一つになった時、初めて可能になるフォーメーションだ。
合体後、エンジンオーG9と同様に、頭部に位置する広いコクピットに7人全員のシートが集合する。
エンジンオーG12の合体コール。走輔の「G12フォーメーション!」のコールで、ゴーフォンの「7」「*」「1」「2」キーをそれぞれ押下し、「炎神合体!」で合体を開始する。合体完成後、頭部コクピットに各人のシートが移動し戦闘準備完了となる。エンジンオーG12完成時の規定コールは「エンジンオーG12・チューンナップ!」。
G12パンチ上段から右腕を振り下ろして見舞う超重量級の強力パンチ。振り上げ方式のパンチもある。
G12キック右脚を振り上げ、突進してきた敵を蹴り飛ばす超強力キック。
G12グランプリ「ステアリング・オフ! チェンジ・ハンドルブラスター!」でゴーオンジャーがコクピットのステアリングホイールを外してハンドルブラスターに変形させ、「ウイングブースター、アテンション!」でゴーオンウイングスがウイングブースターを完成させる。「ブラスターソウル・セット!」でハンドルブラスターとウイングブースターにブラスターソウルをセット。それぞれが照準めがけて射撃を行うと、エンジンオー、ガンバルオー、セイクエオー、キョウレツオーのオーラが出現し、それぞれが連続攻撃を加える。
「もらったぜ、最終コーナー!」の掛け声と「G12グランプリ!」のコールでG12が炎を纏いつつ突撃し、すれ違いざまに大打撃を与える。決まった時は勿論「チェッカーフラッグ!」だ。
G12ファイナルグランプリ「掴むぜ!ウイニングラン!」の掛け声とともに、エンジンオーG12が巨大な炎の鳥と化し、そのまま体当たりを敢行する超必殺技。
解説メカ12体による合体は、スーパー戦隊シリーズでは前代未聞。しかも、エンジンオー、ガンバルオー、セイクウオー、キョウレツオーの4体の巨大ロボによる合体でもあるわけで、巨大ロボの大充実振りは歴史に残る快挙であろう。
トイ自体も当然凄まじいボリュームとなるが、劇中でも異様なまでに大きいスーツが用意され、その巨大さに説得力を持たせているのは特筆に価する。スーパー戦隊シリーズでは、スーパー合体しても等身が変わらないという描写が散見されたが、このG12のように徹底した描写があるとリアル感が増し、その量感を際立たせることが出来る。その分、アクション性は失われたが、パンチ攻撃やキック攻撃の工夫等も見られ、その重々しさも手伝って、究極の合体ロボに相応しい存在感を示している。
ザタンゴールド
お久しぶりです(覚えてるかな?)。大学生活が忙しくてなかなか書き込めない……。ヽ(TдT)ノ
超合体というコンセプトそのものはいいと思うんですけど、そのロボットともう一体のロボットの共闘(例:アルティメットダイボウケンとダイボイジャー)を好む僕としては、少しはパーツを残してほしかったかな~と思います。
通りすがり
>>ロボットともう一体のロボットの共闘(例:アルティメットダイボウケンとダイボイジャー)
34話でG9とキョウレツオーとか、今週も最強形態登場後に炎神武装でバリエーションを増やしたりとかやってましたが...?