新幹線型の古代炎神。前部は、かつてダイナワールドに存在したといわれるティラノサウルスの頭部にも似る。
人語は発しないが、咆哮と共に「上るぜ のぞみの炎神ティライン」と名乗っているらしい。
キシャモス、ケラインと共にダイナワールドを訪れた際に、何らかの理由で洞窟の奥深くに封印され、永い眠りについていた。ダイナワールドが幾星霜を経てヒューマンワールドとなり、現代、ゴーオンジャー達によって発見され復活。当初はゴーオンジャーであろうがガイアークであろうが見境なく攻撃していたが、それは血が騒ぐような力のぶつかり合いを求めていたからだ。
キシャモスやケラインとは、抜群の意思統一がなされており、キシャモスが走輔を「相棒」と認めた際には、ティラインも何一つ疑問を挟むことなくそれに共鳴している。
ケラインと共に突進力と機動力に優れ、重量級の体躯を有するにも関わらず空中に飛び上がり、噛み付き攻撃を繰り出すことも出来る。
11体目の炎神は、新幹線とティラノサウルスがモチーフ。一見、キシャモスに牽引される客車のようにも見えるが、窓やライン取りなどのデザインに新幹線のエッセンスが感じられる。また、後部にはパンタグラフらしきパーツもある。「ティライン」とはティラノサウルス+トレインからのネーミングか、又はティラノサウルス+路線を意味するラインからのネーミングと思われる。
新幹線っぽいスマートさと、恐竜っぽいスパルタンな面が見事に融合しているが、列車系は個性を出しにくく、手メカ足メカのボックス系デザインからの脱却は果たせていないかも知れない。
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