古代炎神キシャモス

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 蒸気機関車型の古代炎神。かつてダイナワールドに存在したといわれるマンモスにも似る。

 人語は発しないが、咆哮と共に「古代発で出発進行 炎神キシャモスだよ」と名乗っているらしい。

 ティライン、ケラインと共にダイナワールドを訪れた際に、何らかの理由で洞窟の奥深くに封印され、永い眠りについていた。ダイナワールドが幾星霜を経てヒューマンワールドとなり、現代、ゴーオンジャー達によって発見され復活。当初はゴーオンジャーであろうがガイアークであろうが見境なく攻撃していたが、それは血が騒ぐような力のぶつかり合いを求めていたからだ。

 スピードルを傷つけられて怒りのままに追いすがってくる走輔の熱いソウルに共振し、彼を「相棒」だと認知、そのコクピットに走輔を招き入れた。

 マンモスの鼻のような器官から蒸気を噴出して攻撃するが、最大の武器は頑強さとパワーであり、突進で対象物に大ダメージを与える。

アイスエイジエクスプレス

 キシャモスの鼻から強力な冷気を噴射し、周囲一帯を寒冷化させる技。冷気を浴びた者は急速冷凍されてしまう。

解説

 10体目の炎神は、蒸気機関車とマンモスをモチーフにしている。勿論「キシャモス」とは汽車+マンモスからのネーミングである。マンモスらしい頭部の盛り上がりが力強さをアピールしている。

 カラーリングは小豆色で、蒸気機関車の一般的イメージである黒ではないが、これは鉄錆の色をイメージしていると思われる。「仮面ライダー電王」における仮面ライダーゼロノスのゼロフォームと同様の志向と言えよう。