いわゆる「異次元」で、ボンパーの説明によれば、世界はメインブレーンという幕の上にあるという。
その幕は11次元まであって、その中にヒューマンワールドやマシンワールド等がある。
「brane world」とは、最新宇宙物理学における高次元宇宙モデルである。
しかしながら、「ゴーオンジャー」で提示されたのは非常に明確な「異次元が並列に存在する宇宙」であり、いわゆるファンタジー設定に属するものと言えよう。
11次元まであるという設定は壮大かつ夢のある宇宙観であるが、観念的な為設定の基盤としては弱いかも知れない。ただし設定自体のインパクトは強烈。「宇宙刑事シャイダー」で提示された「天界、地上界、不思議界」という概念にも似た、アクロバティックな宇宙観である。
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