ビンバンキが、マジックワールドから飛来した魔法の杖のパワーによってパワーアップを果たした姿。
外見の変化としては、魔法使いの帽子とマントが付加され、胸に魔法陣が刻まれた。また、「魔法瓶」のような注ぎ口も装備されている。
補給された熱湯が冷めないようになったばかりか、魔法の力を使うことも可能となり、ゴーオンジャーを窮地に陥れる。しかし、美羽の言葉で真心に目覚めた湯島学により、魔法の力を奪われて敗れる。「レオナルド・ダ・ビーンチ」と叫んで巨大化するものの、エンジンオーG9に善戦することもなく、結局はキョウレツオーに倒された。
「ビンビ~ン」が口癖で、「ありがタイガー」など、「タイガー」を語尾に付けて喋る。やや愚鈍だったビンバンキに比べて饒舌かつノリが良くなっている。断末魔の叫びは「レオナルド・ダ・ビーンチは左利き~!」。(声:高木渉)
右腕の赤い瓶の口から今度こそ熱湯を発射する。
好き勝手に暴れタイガー胸の魔方陣から魔法を放ち、ゴーオンジャーを好き勝手に暴れさせて同士討ちさせる。
攻撃しタイガー両腕の瓶の口から光弾を連続発射する。
吹っ飛ばしタイガー魔方陣を空中に描き出し、相手にぶつけて吹っ飛ばす...筈だった技。
登場GP-42「学園ノヒミツ」
解説ビンバンキが魔法の力を得てマホービンバンキ。瓶が魔法の力を得て魔法瓶とは何とも洒落が効いていて面白い。また、魔法の力を得て戦うというオーソドックスなパワーアップのみならず、魔法瓶だから熱湯が冷めないという日用的ギャグが光り過ぎだ。
デザイン的には、ビンバンキに魔法使いの装束を付加するという安直なものだが、その安っぽさはわざと狙ったものであり、パワーアップ自体をギャグにしているのは間違いないだろう。
高木渉氏は個人的に大好きな声優であり、二枚目から三枚目までどこに出てきても彼だと分かる個性的な声質と演技が魅力。今回もテンポのいい喋りがギャグテイストを強めている。ビンバンキではやや愚鈍な喋り方だったが、マホービンバンキになるとノリノリになるのが実に可笑しい。
通りすがり
技の名前はタイガー魔法瓶にかかっているのでしょうか・・・?