ケガレシアが、酸性雨による汚染とあらゆる建造物の溶解を企図して作り出した害水目蛮機獣。女性型蛮機獣であり、その言動は妙に優雅である。
全身にシャワーが装備されており、右胸に赤、左胸に青いバルブを備える。ただし、実際に液体を噴射するシャワーは頭部の巨大なシャワーのみであるらしい。その頭部の巨大なシャワーは、各種液体を噴射するのみならず防御力にも優れ、通常の攻撃は難なく跳ね返してしまう。
当初はケガレシアが「酸性雨」の調合をミスしており、意図した溶解作用は一切発揮されず、全く意図しない、男性の動きを完全に止めてしまうという副作用を発揮した。その後、ケガレシアが再度調合した強力な溶解作用を持つ酸性雨により破壊活動を再開。やがてゴーオンジャー男性陣の戦闘不能を聞くにおよび、その殲滅作戦に切り替える。しかし、早輝、美羽、ベアールVによる懸命の抵抗を受けて敗退してしまった。
「シャワシャワ~」が口癖で、「シャワ~」を語尾に付けて喋る。また、シャワーを発射する際には「ワルシャワ~ライシャワ~」と叫ぶ。断末魔の叫びは「シャワーシーンの怖い映画はサイコのシャワー。これで私は最後シャワ~!」。(声:鶴ひろみ)
左胸の青いバルブを捻ることで頭部シャワーより噴射される強力な酸性雨。...のはずが、ケガレシアの調合ミスにより、男性を固まらせてしまうという不思議な液体になってしまった。
スーパーウルトラゴージャス酸性雨ケガレシアが再調合した強力酸性雨で、あらゆるものを瞬時に溶かす威力を誇る。左胸の青いバルブを捻ることで頭部シャワーより噴射される。
通り雨左胸の青いバルブを捻ることで頭部シャワーより噴射される、退散用の目くらましシャワー。
スーパーウルトラゴージャス熱湯シャワー右胸の赤いバルブを捻ることで頭部シャワーより噴射される、超高温の液体シャワー。
登場GP-38「乙女ノホンキ」
解説数少ない女性型蛮機獣の内の一体。だが、女性怪人の頻度は例年に比べて多いようでもある。
害水目でシャワーという割り易いモチーフで、デザインとしては白を基調にグリーンのラインを配したかなり流麗なものとなっている。しかし、メカニカルな雰囲気をあまり感じさせないそのデザインは、蛮機獣としては少々異彩を放っており、全体的な雰囲気は「魔法戦隊マジレンジャー」のインフェルシアに近い気がする。
声を担当した鶴ひろみ氏は、「ドラゴンボールシリーズ」のブルマ役であるのは周知の通り。少女から大人の女性までこなすベテランであり、シャワーバンキの妖艶かつユーモラスなキャラクターへの対応も見事であった。
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