ヨゴシュタインが害地大臣の名に懸けて送り出した害地目一番の暴れん坊。ハッパ64発のダイナマイトを仕掛けて町を大爆破すると豪語する。ヨゴシュタイン、ヒラメキメデスと共にゴーオンジャーを迎え撃った際は「害地目一の暴れん坊、ハッパバンキダッパー」と名乗った。
全身が青を基調としたカラーリングのダイナマイトで構成されており、右脛部に発火スイッチを備える。
ダイナマイトの威力は凄まじく、文字通り発破の如く高層ビルを破壊したり、一瞬でゴーオンジャーの戦意を喪失させるほどのパワーを誇る。また、爆発力を小出しにして目的の地点に誘導するという芸当も可能だ。
ゴーオンウイングスの登場により、一度は敗走を余儀なくされたものの、ヨゴシュタインとヒラメキメデスと共に害地目のトリオを結成してゴーオンジャーを罠にかけることに成功した。しかし、またもゴーオンウイングスによって敗退することとなる。
「ハッパッパー」と笑い、「~ダッパー」を語尾に付けて喋る。ダイナマイトをあらゆる場所に投げつけて仕掛け、「ダイナマイトドンドーン!」の掛け声と共に右脛部の発火スイッチを操作して爆破する。
ゴーオンウイングスのウイングブースターを食らって「ハッパフミフミ、踏みにじられた~!」と叫び、すぐさま巨大化を試みたが、大翔によってビックリウムエナジーを抜き取られており、巨大化を果たせなかった。断末魔の叫びは「八波むと志は脱線トリオ~!」。(演:佐藤正治)
GP-17「正義ノツバサ」
解説蛮機獣の中ではかなり物騒で凶悪な風貌を持つハッパバンキ。ストレートな破壊者としてのデザインが素晴らしい。しかし、わざわざ右脛のスイッチを操作して爆発させるなど、蛮機獣らしいユーモアも忘れていない。
このハッパバンキをユーモラスたらしめているのは、スーツアクターの演技も勿論だが、やはり佐藤正治氏の名演を忘れてはならない。佐藤正治氏といえば「キン肉マン」のバッファローマンだと思うが、スパルタンな中にちょっとした脆さとユーモアを込められる個性派だ。ハッパバンキの動きにもピッタリ合っていて心地よい。
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