蛮機獣

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 ガイアークの尖兵となる機械生物で、害気目、害水目、害地目に分類される。

 人間と比して遜色ない知性と言語力を有するが、恐るべき戦闘力と汚染能力を持っており、ガイアーク侵略の礎たる地球環境改悪の為、尖兵として次々と派遣されていく。

 活動の際は、大勢のウガッツを配下に従え、街を混乱に陥れる。

 三大臣の命令には「かしこまり~」と忠実に従い、ビックリウムエナジーを与えられることで巨大化することも可能だ。

ビックリウムエナジー

 キタネイダスが開発した、蛮機獣をパワーアップさせる液体状のエネルギー。

 活性化して臨界を迎えると「サンギョーカクメーイ(産業革命)!」の叫びと共に蛮機獣は巨大化する。

解説

 スーパー戦隊シリーズのみならず、特撮TVドラマといえば毎回登場するバラエティ豊かな「怪獣」あるいは「怪人」。ゴーオンジャーには機械怪人である「蛮機獣」が登場する。

 スーパー戦隊シリーズにおける機械怪人の元祖は「ジャッカー電撃隊」のデビルロボットであり、その後もかなりの頻度で機械系怪人が採用されている。

 ただ、蛮機獣が新しいのは「害気目」、「害水目」、「害地目」という生物学的な体系が与えられていることだ。これにより、ゴーオンジャーの世界にSFファンタジーの味付けがなされているのである。