ブレーンワールド11次元の内の1つ。
ガイアークの害統領が侵攻し始めており、それを関知したボンパーが走輔達に助けを求めてきた。
スーパー戦隊シリーズ・第32作「炎神戦隊ゴーオンジャー」を楽しむためのガイダンス・サイト。
ブレーンワールド11次元の内の1つ。
ガイアークの害統領が侵攻し始めており、それを関知したボンパーが走輔達に助けを求めてきた。
ブレーンワールド11次元の内の1つ。
ガイアークの害統領によって滅ぼされてしまったらしく、詳細は語られないまま。どのような次元なのかは一切不明だ。
早輝が働くケーキ店にやってきた、ケガレシアにそっくりな子連れマダム。早輝の失敗で生クリームたっぷりのケーキを顔面に直撃させられたが、そのケーキの美味しさに怒ることも忘れてしまう。(演:及川奈央)
軍平が所属する特犯科に、左京を訪ねてきた警部補。その声はキタネイダスにそっくり。(演:真殿光昭)
大翔のパーティに招かれた財界人。「ルネッサ~ンス」と言いつつ大翔とワイングラスで乾杯する。その声はヨゴシュタインやヨゴシマクリタインにそっくり。(演:梁田清之)
走輔、連、早輝の3人は、デウス・ハグル・マギアを破壊すべく奮闘していた。荒ぶるヨゴシマクリタインを蛮機獣製造ブースに閉じ込め、その隙にカンカンマンタンガンでデウス・ハグル・マギアを破壊する走輔。蛮ドーマ達は消滅し、世界は救われたに思われた。しかし、怒りに震えるヨゴシマクリタインはデウス・ハグル・マギアのエネルギーを逆流させ、崩壊するヘルガイユ宮殿の瓦礫に埋もれていく。エンジンオーで脱出した走輔達だったが、ヨゴシマクリタインは滅んでいなかった。ヨゴシマクリタインは究極の力でヒューマンワールドをことごとくゴミに帰していく。
だが、ヨゴシマクリタインを阻止する4人の影が。蘇った大翔、美羽、軍平、範人だ! 到着した走輔、連、早輝が合流し、7人揃ったゴーオンジャーとゴーオンウイングスだったが、ヨゴシマクリタインの超パワーの前に苦戦を強いられ、変身も解除されてしまう。しかし、7人はまだ負けていない。
大翔が叫ぶ。「分かってないようだな!」
美羽が叫ぶ。「あなたに、私達を倒すことはできない!」
走輔が叫ぶ。「心と心で結ばれた仲間達を!」
連が叫ぶ。「ゴーオンジャーと呼ぶっス!」
早輝が叫ぶ。「この世界に仲間がいる限り!」
範人が叫ぶ。「僕達は、何度でも!」
軍平が叫ぶ。「何度でも、立ち上がる!」
今ここに最強の戦士達が立ちあがる。メットを欠いたまま再び変身した7人は、一気呵成にヨゴシマクリタインを強襲、スーパーハイウェイバスターとウイングブースターの同時撃ちが決まる!
「仲間などと下らぬものに負けぬナリナ!」と、ヨゴシマクリタインは偉大なる第三次産業革命を宣言して巨大化した。その時、復活した炎神達が大挙登場、走輔達はエンジンオーG12を即座に完成させる。G12グランプリが決まり、一度はバラバラになったヨゴシマクリタインだが、すぐに復活してしまう。しかし、決して諦めないゴーオンジャーは、G12ファイナルグランプリを炸裂させ、遂にヨゴシマクリタインを倒すのだった。
だが、ガイアークに勝利したということは、即ち炎神との別れでもある。別れを惜しむ面々だが、別次元に長くとどまることは、次元の安定に影響する為、避けなければならない定めなのだ。惜しまれつつ、炎神達、そしてボンパーはマシンワールドへと帰っていく。
数ヶ月後、範人は相変わらずバイトに明け暮れ、特犯係の刑事となった軍平の元にピザを運んでくる。早輝はケーキ店でパティシエを目指して働いていた。3人はギンジロー号で大翔と美羽の元へ向かう。
大翔と美羽は人脈作りの為にパーティを主催していた。退屈さに耐えられない大翔は脱出を考え、美羽はそんな大翔をたしなめる。その時、美羽のアクセサリーが落ち、2人は何かの気配を感じた。その気配は範人、軍平、早輝のものだった。
5人はギンジロー号で「ツインリンクもてぎ」にやって来た。念願のメカニックとして働いている連が5人をつなぎ姿で出迎える。今日は走輔のレース再デビュー戦なのだ。走輔は1年半のブランクを経て、今はコツコツとカートから始めていた。拍子抜けする一同だったが、走輔は相変わらず元気だけは全開であった。久々に集合した7人が炎神達との思い出を語っていると、空から突如スピードルが現れた。中から現れたボンパーが、ガイアークの害統領の暴挙を報告する。また、走輔達の力が必要なのだ。走輔、連、早輝、範人、軍平、大翔、美羽の7人は、一旦夢の続きを保留し、スピードルと共に新たな戦いを開始するのだった!
ヘルガイユ宮殿にて、ヨゴシマクリタインとケガレシア、キタネイダスが乾杯していた。ヨゴシマクリタインによる、本格的なヒューマンワールド殲滅作戦がいよいよ開始されるのだ。
ボンパーは、大翔が消滅する際のデータを元に、ヨゴシマクリタインの「正義解散」を解析したが、膨大なエネルギーを消費していることしか判明しなかった。早輝は食欲をなくしていたが、走輔は「今だけは皆のことを忘れろ」と言い、連は「今は食べて元気付けるっす」と言って早輝を励ます。3人はサーキットで出会った頃に戻って、もう一度戦う決意を固めた。そこに蛮ドーマの大群襲来の報が入った。3人はスピードル達相棒と共に出撃していく。
スピードル、バスオン、ベアールVは蛮ドーマを順調に落としていくが、蛮ドーマは際限なく現れる。エンジンオーを完成させて迎撃するゴーオンジャーだが...。
実は、蛮ドーマはヘルガイユ宮殿にある「デウス・ハグル・マギア」から生み出される膨大なエネルギーにより、無尽蔵に生み出されていたのだ。ヨゴシマクリタインからその存在を聞き、驚くケガレシアとキタネイダス。
ゴーオンジャーは蛮ドーマの大群をひとまず撃退したものの、炎神達の巨大化リミットを迎えてしまった。そこに現れたヨゴシマクリタイン、キタネイダス、ケガレシア。ゴーオンジャーとガイアーク大臣の決戦が開始された。走輔 VS ヨゴシマクリタイン、連 VS キタネイダス、早輝 VS ケガレシアの激闘が繰り広げられる。だが、やはり大臣達は強力であり、ゴーオンジャー達の勝機は見えない。しかし、大翔、美羽、軍平、範人も一緒に戦っていると常に感じていた走輔は、連にカウルレーザー、早輝にブリッジアックスを手渡し、自らはロケットダガー二刀流を構えた。走輔は皆のことを忘れてなどいなかったのだ。3人の一撃がヨゴシマクリタインをとらえる。ところが、ヨゴシマクリタインはキタネイダスとケガレシアを盾として攻撃を防いだ。更に、二大臣の意思を奪って意のままに操り始め、特攻させる。その攻撃の前に危機を感じた走輔達は、隙を見てひとまず退却するのだった。
無限に出撃してくる蛮ドーマの対策を練る中、短時間に蛮ドーマ出現が予測できることを逆手に取り、連はガイアーク探知機のエリアを最大に広げることを提案する。探知機のエリアを最大に広げると、探知機は短時間で故障してしまうが、その前に蛮ドーマ出現を感知できる筈。それにより、敵の本拠地を探ろうというのだ。その目論見は図に当たり、蛮ドーマ出現と共にヘルガイユ宮殿の場所を探知することが出来た。3人はサーキットでの出会いを思い出し、生きるも死ぬも一緒の、最高の仲間であることを確認し合った。そして、エンジンオーで海中を進み、ヘルガイユ宮殿へと向かう。
ヨゴシマクリタインは、キタネイダスとケガレシアをウガッツ以上に思ったことはないと言い放つ。捨て駒呼ばわりされた2人は、ヨゴシマクリタインに対する怒りを募らせていた。ゴーオンジャー侵入に伴い、ヨゴシマクリタインと共に2人も迎撃する。だが、やはりヨゴシマクリタインはキタネイダスとケガレシアを捨て駒として扱い、自分の盾となるよう命じた。無体な仕打ちに抗う2人を、ヨゴシマクリタインは強力ビームで貫き、その先に立つ走輔達に炸裂させる。ヨゴシマクリタインは、ムゲンゴミバコから取り出すエネルギー源をあと一口食べれば「正義解散」が使えると告げた。その時、ケガレシアがムゲンゴミバコを鞭で奪い取り、キタネイダスがそれを破壊! キタネイダスは「ガイアークに独裁者はいらないゾヨ!」と言い放ち、ケガレシアは「わらわたちが目指したのは、蛮機族全員が気持ち良く暮らす理想のゴミ世界。仲間を踏みにじるお前に、そんな世界は作れないでおじゃる!」と訴えた。怒ったヨゴシマクリタインは、2人を容赦なく斬り捨てる。2人はデウス・ハグル・マギアの存在を走輔達に教え、ヨゴシュタインの待つ世界へと旅立って行った。ボンパーによれば、デウス・ハグル・マギアを破壊すれば、究極の揺らぎに変えられ、ヒューマンワールド内に波動レベルで存在している大翔、美羽、軍平、範人や炎神達を元に戻せるという。
デウス・ハグル・マギアのエネルギーが満ちる部屋で3倍の強さになったヨゴシマクリタイン。走輔、連、早輝は微塵も恐れることなく、デウス・ハグル・マギア破壊の為、果敢に立ち向かっていく!
軍平と範人を失い、呆然とするゴーオンジャーに、ヨゴシマクリタインは更なる攻撃を加える。走輔は怒りにまかせて突進しようとするが、大翔と美羽がそれを止める。ヨゴシマクリタインは「腹が減った」と退却して行った。
ヘルガイユ宮殿に戻ってきたヨゴシマクリタインを賛美するケガレシアとキタネイダス。「ヨゴシュタインも草葉の陰で喜んでいる」という2人に、ヨゴシマクリタインはその名を聞きたくもないと吐き捨てる。ヨゴシマクリタインの恐怖体制に屈した2人は「最強の蛮機獣」を作り始めた。
連とボンパーは範人と軍平の行方を調査するも、反応をとらえることも、別次元へ飛ばされた形跡をとらえることもできなかった。荒れた心で連をなじる走輔に、大翔は冷静になれと言うが、走輔は怒りにまかせて暴れまわる。大翔と美羽はギンジロー号をひとまず出て、今は自分達に出来るやり方で走輔達を支えなければならないと考えるのだった。
大翔と美羽が家に戻ってくると、何故か引っ越し作業が着々と進んでいた。須塔家の執事によれば、大翔と美羽の父が、すぐにでもスイスに来て仕事を手伝えと言っているらしい。2人の母は美羽が戦いに明け暮れていることに胸を痛めているという。いずれは須塔財閥の総帥となるべき立場にある大翔と美羽。すぐにでも現在の危険な状況から脱却して欲しいとの要請なのだ。だが、大翔と美羽は「ここには支えを必要としている者が居る。それが出来るのは俺たちだけなんだ」と言って固辞した。2人はガイアークの気配を感じて出て行く。
一方で、荒れに荒れる走輔、完全に諦めムードの連、軍平と範人の消滅に心を痛めている早輝...。
街ではケッテイバンキが暴れていた。迎え撃つ大翔と美羽だが、ケッテイバンキの繰り出す歴代蛮機獣の技に翻弄される。走輔達も合流。走輔は怒りに燃えたままケッテイバンキに立ち向かう。連と早輝は戦いに恐怖を感じ、ゴーオンジャーのチームワークは完全に失われてしまっていた。一方、ケガレシアとキタネイダスは戦果を報告するものの、ヨゴシマクリタインはその程度で喜ぶなと釘を刺す。ケガレシアとキタネイダスは、徐々にヨゴシマクリタインへの恐れを増大させていく。2人は何とか手柄を上げるためにケッテイバンキを巨大化させた。
連と早輝、美羽は走輔と大翔からはぐれていた。美羽は連と早輝を戦いへと誘おうとするが、連と早輝は完全に恐怖にとり憑かれており、戦える状態ではない。美羽は早輝に「スマイル、スマイル」と呼びかけて励ます。早輝のスマイルに何度も勇気をもらい、連の卵料理を世界一だと感じるようになったという美羽。彼女はゴーオンジャーを世界一頼もしい仲間だと思っていると告げるのだった。
一方、走輔と大翔は同じ場所に居た。走輔は「軍平や範人がいなくなっても平気な顔をしている」と大翔を非難するが、大翔は、努めて平静を装っているのだ。走輔に「馬鹿野郎」と答えると、大翔は、自分たちにしかできないと考えていた「世界を守る」という行為を、目前で為していた走輔に驚き、いつしか走輔達を共に戦う仲間だと確信するようになったと告げるのだった。
戦意を取り戻したゴーオンジャー3人と、大翔と美羽のゴーオンウイングスは共にケッテイバンキ打倒の為に立ちあがり、キョウレツオー、エンジンオー、セイクウオーを完成させ、ケッテイバンキを迎え撃つ。キョウレツオーとエンジンオーがケッテイバンキの攻撃に翻弄されている間、セイクウオーは天空よりケッテイバンキを奇襲。勝機をものにしたキョウレツオー、エンジンオー、セイクウオーは必殺技を連続で繰り出し、ケッテイバンキに勝利した。
ところが、勝利の喜びに浸る間もなく、ヨゴシマクリタインの出現によって事態は暗転する。飛びかかった走輔は簡単に振りはらわれ、走輔の目の前でキシャモス、ティライン、ケラインが正義解散の餌食となる。そして、次のターゲットはエンジンオー。だが、エンジンオーに正義解散が放たれた時、セイクウオーが楯となった! 消滅していくトリプター、ジェットラス、ジャン・ボエール。ヨゴシマクリタインは「腹が減った」と言って帰っていく。大翔は消えゆく中、ボンパーに消滅現象のデータを収集するよう指示。大翔と美羽が自ら犠牲となった理由はこれだったのだ。大翔と美羽は「走輔達ならこの世界を救える」と信じつつ、消滅していった。絶望感に打ちひしがれる走輔、連、早輝。だが3人は、最終決戦への決意を胸中に秘めていた。
須塔財閥の長である大翔と美羽の父に使える執事。
大翔と美羽の両親が、2人をスイスに連れ帰るよう指示した為、大翔と美羽の家から強制的に荷物を撤去した。
美羽には「じい」と呼ばれている。(演:須永慶)
キタネイダスとケガレシアが保有する全ての害気目・害水目の蛮機獣のデータと、ヨゴシュタインが遺した全ての害地目蛮機獣のデータを分析・統合し、キタネイダスとケガレシアが作り上げた害地水気スペシャル目蛮機獣。その名のとおり蛮機獣の決定版である。
これまでにゴーオンジャーと戦った蛮機獣全ての能力・機能を発揮することかでき、同時に全ての蛮機獣の口調で喋ることが出来る(声質は常に一定)。
キタネイダスとケガレシアがリスペクトしたのか、どことなく中心イメージはヨゴシュタインっぽくまとめられており、各部に歴代蛮機獣のモチーフとなったパーツが配されている。
ヨゴシマクリタインに対する恐怖から、何とか地位を確保しておきたいキタネイダスとケガレシアの両大臣により作り出され、思惑どおりにゴーオンジャーとゴーオンウイングスを圧倒。範人と軍平を欠いたゴーオンジャーを一時戦闘不能にまで追い込む。更に巨大化して街を蹂躙するが、ゴーオンウイングスの助けで不屈の闘志を再び燃え上がらせたゴーオンジャーの反撃と、ゴーオンウイングスのトリッキーな戦術によって倒された。
「ケッテイ」を連呼し、あらゆる蛮機獣の口調(ギャグ)を再現する。断末魔の叫びは「見事な決定打。バンバンバンバンケッテイバーンキ!」。(声:郷里大輔)