シユウがゲンギ「転身反」によって作り出した、レツの映し身。シユウの分身体でもある。
常に自分を抑制しているレツとはかなり異なる性格で、本能に忠実な上、表情豊か。愛嬌で周囲を納得させる独特の雰囲気を持つ。
鏡の中の人物ということで、右利きのレツに対し左利き。ただし、レツのテクニックは完全にコピーしている。当初は喋ることが出来なかったが、鏡の外の世界に慣れる過程で喋れるように。逆に鏡の中に幽閉された本物のレツが喋れなくなっていった。
シユウの分身体であるが故、シユウを「シユウ様」と呼ぶ等忠実振りを見せる。(演:高木心平)
修行その38「ビバビバ!もう一人のレツ」
解説レツ役の高木万平氏に双子の兄弟がおり、しかも俳優だということで当初より登場が予想されていたキャラクター。しかしながら、4クール直前に登場とは随分焦らしてくれた。
見た目は見分けがつかない程そっくりだが、声が若干異なる。そこがまた双子共演の醍醐味と言え、合成等の特撮を用いないナチュラルな画を創り出している。
双子共演で有名なのは「五星戦隊ダイレンジャー」に、キリンレンジャーの偽者が登場するエピソードだろう。キリンレンジャー・知を演じた土屋圭輔氏の双子の兄・土屋大輔氏が偽キリンレンジャーとして出演した。逆に土屋大輔氏が主演を務めた「重甲ビーファイター」では、土屋圭輔氏がそのコピー体とも言うべきブラックビートを演じた。
天地人
(妄想)番外編
皆をうまく騙した偽レツだが、ゴウ以外にも気付いていた人物がいた。
一人になった偽レツの背後にしのびよる影
偽レツ「誰だっ、そこにいるのは」
ピエール藤代「シェーッ(違)、やめて、乱暴しないで」
偽レツ「なんだ、あなたですか」
ピエール「あなた、本当はレツじゃないでしょ。」
偽レツ「(少しうろたえて)何をバカな」
ピエール「ノンノン、隠しても無駄よ」
偽レツ「秘密を知られたからには、生かして返さん!」
ピエール「ちょちょっと待った~、別にあなたの正体をばらすつもりは無いの」
偽レツ「どういう事だ?」
ピエール「その代わりといっては何だけど、あなたの描いた絵を私に売ってくれない、お金は充分払うから」
偽レツ「フッ、まあいいだろう。」
偽レツ「越後屋よ、お主もワルよの~(違)。」
こうして念願かなって、レツ(?)の絵を手に入れる約束をしたピエールだが、結局偽者は倒され夢と消えてしまった。
ピエール「ムキーッ、これで諦めてたまるかっ、絶対手に入れてやる。」
翌日、今日もまたスクラッチに現れて、レツにまとわりつくピエール藤代の姿があった。
ピエール「せんせ~い、今日こそは絵を・・・」
これはフィクションであり、ゲキレンジャーとは関係ありませんって、当たり前か(自爆)