幻獣拳13の流派の頂点に立つ者に与えられる称号。幻獣拳は、この幻獣王が輝きを放つ(即ち覚醒する)までは、世の影で暗躍を強いられる。
幻獣王の星が輝く時こそ、幻獣拳の世が訪れる時なのだ。
幻獣王と目される者が、幻獣王以外のものに対して抱くその執着心を捨てたとき、真の幻獣王である「破壊神」となる。そこには破壊への欲求のみが存在し、幻獣王は限りない快感と陶酔に支配される。
理央に与えられた称号、それがこの幻獣王である。
13の流派の頂点、幻獣の王、中心で輝く星…そのどれもがファンタスティックな香りを放っており、それまでの臨獣拳の血なまぐさい雰囲気を払拭するものである。
何となく「週刊少年ジャンプ」的な雰囲気も漂う。
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